局長 平元 亨

2020年10月01日 (木)2020年度の下半期スタートにあたり(局長 平元 亨)


 

2020年度も折り返しとなりました。NHKでは年度の上半期と下半期で、番組の放送計画などを見直す、いわゆる番組改定をします。今年度の下半期は9月28日(月)がスタートで、総合テレビでは、平日の午前10時台には新しく「NHK地域局発」を、午後1時台には「列島ニュース」の放送を始めました。地域放送局が制作した番組や地域のニュースを、全国に向けてきめ細かく発信することが可能になりました。ちなみに、前橋放送局から群馬県のみなさまにお届けしている「ほっとぐんま630」などの地域情報番組や地域のニュースなどは変更せず、今後も引き続き内容の充実に努めてまいります。

 

【参考】NHK前橋放送局の地域放送

<総合> 
気象情報・おしらせ                  月~金   11:57~12:00
ほっとぐんま630             月~金   18:30~19:00
ぐんまスペシャル            金曜(随時)   19:30~19:57

<FM>
天気予報・交通情報                  月~金  11:50~12:00
ニュース・天気予報            月~金  12:15~12:20
ニュース・天気予報・交通情報  月~金     18:50~19:00

 

また、今月からは受信料の「値下げ」を実施します。
すでに実施している4つの負担軽減策(①社会福祉施設への免除拡大、②奨学金受給対象などの学生への免除、➂多数支払いにおける割引、④設置月の無料化)と、昨年の消費税率引き上げに伴う受信料額の据え置きとあわせて、視聴者のみなさまに受信料の還元を行います。

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NHKは、みなさまの暮らしを守り、暮らしに役立つ放送・サービスの充実に努めるとともに、自ら不断の改革に取り組み、今後も受信料の価値を最大限に高めてまいります。

 

投稿者:局長 平元 亨 | 投稿時間:10:41 | 固定リンク

2020年09月01日 (火)前橋局のコア・コンピタンス(局長 平元 亨)


NHKは先月4日に次期三か年経営計画の概要を機関決定し、公表しました。キーワードは、「新しいNHKらしさの追求」です。

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みなさまにとって、「NHKらしさ」とは?そして「NHKに求めるもの、期待すること」は何でしょうか?

NHKを取り巻く環境は大きく変化しています。人口・世帯数の減少等により、いずれ受信料は減収局面を迎えると言われています。そして、動画コンテンツの視聴・利用環境の変化など、放送業界は大きな転換期を迎えています。

NHKは、減収局面でもコンテンツへの投資を充実させ、視聴者・国民のみなさまが求める多様性・質の高さを実現するため、職員一人一人の創造性を最大限に生かせるスリムで強靭な組織への構造改革に取り組む決意をしました。

構造改革をしながら5つの重点投資方針を掲げ、その中の一つに「安全・安心を支える」という項目を明示しました。NHKとしては、やはりここは絶対に外せない変わらぬ価値観として、組織の存在意義になっていると言っても過言ではありません。

我々の生命・財産を脅かすもの、すなわち自然災害に対する報道は、NHKの報道の大きな柱の一つです。

なぜNHKは、災害報道、とりわけ「防災・減災」「緊急報道」「復興支援」に取り組むのでしょうか?

堅苦しい話で恐縮ですが、それは「災害対策基本法(6条)で、報道機関として唯一の指定公共機関に定められている」ことを根拠としています。電気、ガス、水道、通信などの公益事業とともに、防災に寄与する責務があるのです。また、放送法(108条)でも、災害の被害軽減に役立つ放送を義務付けられています。

防災・減災報道は、NHKの使命であり、その重みを認識して万一に備え、災害時には、人々の命と暮らしを守るための情報発信に全力を尽くすということです。ただ、個人的には、単に法定化されているからということだけではないような気がしています。

私は若い頃、渋谷の放送センターの報道局という部署で、経理と庶務の仕事をしていたことがあります。事件や事故、災害などの緊急報道の現場で、後方支援という仕事に携わった経験からすると、職種を問わず、報道現場に関わる職員・スタッフの熱量、使命感は尋常ではなく、そうしたことも一種のNHKらしさではないかという印象を持っています。私は、寝食を忘れて、被災者に寄り添い、取材する多くの同僚を知っています。組織の業務が法定化されている部分と、組織に所属する人間の意識がそうした雰囲気を作り出している面もあるのではないかと思います。まさしく、組織は人のやる気と熱意で成り立っていると感じています。

近年の災害は、広域化、長期化、激甚化の傾向が顕著です。災害の危険が切迫している時など、状況に応じて、視聴者のみなさまが必要とする情報を、テレビ、ラジオ、データ放送のみならず、ホームページ、スマートフォンのアプリなど、デジタルを含めた様々なメディアを活用してきめ細かく伝えることが重要となってきています。

そして、今年は、未だに収束の見通しが立たない新型コロナウイルスについても、日々、報道を続けています。

これは、今年の3月13日に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法が、これまでの「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の対象に「新型コロナウイルス感染症」を追加したことを内容としており、元々、2013年に施行された「新型インフルエンザ等対策特別措置法」で、NHKは指定公共機関として、放送の維持継続を責務としているためです。

群馬県は比較的災害に強いという安全神話がありますが、そうした神話に安住することなく、県民のみなさまとともに50年、みなさまの命と暮らしの安全を守るため、これまでも、そしてこれからも、NHK前橋放送局は地域のみなさまの役に立つ、正確で迅速な情報発信に、職員・スタッフ一同、全局をあげて取り組んで参ります。それが、みなさまの信頼を大前提としたNHK前橋放送局の価値であり、コア・コンピタンスであると信じています。

投稿者:局長 平元 亨 | 投稿時間:09:00 | 固定リンク

2020年08月03日 (月)見える、カンドウ。NHKBS4K、BS8K(局長 平元 亨)


 いつもご覧いただき、ありがとうございます。漸く長かった梅雨も明け、待ちに待った夏の到来を感じられる季節となりました。依然として、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?恐らく、ご自宅などで過ごす時間が増えているのではないでしょうか。そこで、今回は4K8Kについて、少しご紹介させていただこうと思います。

 テレビは、画面を構成する微小な素子(画素)の一つ一つが光り、文字や動画などを描き出しています。テレビ映像のきめの細かさや美しさは、画素数がカギを握っています。従来のテレビは横1920×縦1080の画素で画面を構成していますが、4Kテレビは横3840×縦2160、8Kテレビは横7680×横4320。それぞれ横方向の画素数がほぼ40008000になることから、4K8Kと呼んでいます。そして、これまでのハイビジョン(2K)をはるかに超える画素数(4Kは2Kの4倍8Kは2Kの16倍)で、明暗のコントラストを自然そのままにしっかり描き出すハイダイナミックレンジ(HDR)技術や、リアルな色を表現する広色域技術22.2チャンネルの立体音響技術ともあいまって、超高精細でリアルな映像を映し出します。

 この4K8Kは、2018年12月から衛星放送を使った本放送を開始し、最近はBS4KBS8Kとして、かなり知名度も上がってきたのではないかと思います。

 NHK前橋放送局では、群馬の誇る「尾瀬」8Kカメラで撮影し、昨年は「尾瀬 知られざる水の世界」、今年はその続編となる「知られざる水の世界 尾瀬の四季」という特別番組を制作し、BS4KBS8Kで放送しました。「知られざる水の世界 尾瀬の四季」では、水中ドローンカメラを駆使し、“竜宮現象”の謎を解明しました。8月にBS8Kで何回か再放送を予定しています

 また、県内でBS8K番組を気軽にご覧いただけるよう、BS8K公開キャラバンを新たにスタートさせました。8月20日までは、老神温泉にある利根観光会館のロビーで公開中です。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

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【写真】NHK前橋放送局のBS4K、BS8K公開キャラバンセット

 そして現在、全国のNHK、イベント会場、家電量販店、ケーブルテレビ局などでは、「NHK超絶体験BS4K8Kキャンペーン」も展開中(2021年3月末まで)です。この機会に、超絶体験をしてみませんか?https://www.nhk.or.jp/bs4k8k/4k8kcampaign/

※なお、このキャンペーンは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部の施設では体験の中止や公開時間を変更している場合がありますので、詳しくは最寄りのNHKまでお問い合わせください。

 

投稿者:局長 平元 亨 | 投稿時間:18:48 | 固定リンク

2020年07月01日 (水)前橋放送局は「力あわせる200余名」(局長 平元 亨)


 

 2020年も半年が過ぎ、折り返しとなりました。前回は前橋放送局の歴史をご紹介させていただきましたが、今回は、前橋放送局の組織(=人)についてご紹介したいと思います。

 NHKは、国内に54局所(47都道府県の県庁所在地の他、北海道と福岡県内には複数あるため)と海外に30か所の取材拠点を構えています。

 前橋放送局は国内54局所のうちの1つで、ニュース取材や番組制作業務を担う放送部、番組を制作・送出する技術業務と放送電波のあまねく送受信業務を担う技術部、受信料関係業務を担う営業部、そして、総務、経理、番組編成、イベント業務などを担う企画編成部という4部制を敷いており、職員とスタッフ(非常勤を含む)は総勢で200名余り。其々が公共メディア人としての高い意識と専門性を兼ね備えたプロ集団です。上毛かるた風に言えば、「力あわせる200余名」ということになろうかと思います。
 新人職員は毎年配属され、今年は記者2名、ディレクター1名、営業1名の計4名の新人が配属されました。今後、新人たちがニュース取材や番組制作、受信料業務で皆さまのところにお伺いした際には、よろしくお願い致します。

 新型コロナウイルスの影響により、社会はなかなか見通せない状況が続いています。「withコロナ社会」においても、NHK前橋放送局の職員・スタッフは“力をあわせ”て、皆さまの役に立つ確かな情報を、より迅速により分かりやすく、国内はもとより全世界に向けてお届けしてまいります。

 

投稿者:局長 平元 亨 | 投稿時間:13:40 | 固定リンク

2020年06月01日 (月)「電波の日」によせて(局長 平元 亨)


 

この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に、心よりお悔やみ申し上げますとともに、入院・闘病生活をされておられるみなさまの一日も早いご回復と、事態の早期終息を祈念します。そして、医療従事者のみなさまのご努力に、改めて感謝と敬意を表します。

さて、みなさまは6月1日が何の日かご存じでしょうか?

答えは「電波の日」です。

「電波の日」とは、電波法、放送法、電波監理委員会設置法(※1952年に廃止)といういわゆる電波三法が昭和25(1950)年6月1日に施行され、電波の利用が一般開放されたことを記念して、当時の郵政省(現在の総務省)が制定しました。

NHKを規定する放送法が施行され今年で70年となる「電波の日」によせて、今回はNHK前橋放送局の歴史について、少しご紹介させていただこうと思います。

NHKの前身である社団法人東京放送局が、初めてAMラジオ放送を開始したのが大正14(1925)年3月22日。NHK前橋放送局の前身の前橋放送局(JOBG)は、昭和8(1933)年6月23日にAMラジオ局として、旧前橋市南曲輪町(現在の群馬ロイヤルホテルのあたり)に開局しましたが、日中戦争が始まり、昭和13(1938)年の暮れに電波停止、前橋出張所となりました。その後、太平洋戦争を経て、終戦後の昭和25(1950)年6月1日、件の放送法により、特殊法人日本放送協会(NHK)が発足。昭和28(1953)年にはテレビ本放送、そして昭和35(1960)年にはカラーテレビ放送が始まります。

NHK前橋放送局が県域FM放送(当時はJOAP、現在はJOTP)を開始したのが、昭和45(1970)年3月20日。翌年の8月16日には現在の前橋市元総社町に局舎が完成しました。平成に入り、平成元(1989)年には衛星放送、平成3(1991)年にはハイビジョン放送、平成12(2000)年には衛星デジタル放送が始まりました。平成15(2003)年から段階的に始めた地上デジタル放送が完了したのが平成24(2012)年。同年4月2日には、前橋放送局として初の県域テレビ放送「ほっとぐんま640」を開始しました。平成30(2018)年にはBS4K8K放送が始まり、令和2(2020)年4月には放送のインターネット同時配信をスタートさせ、NHK前橋放送局の県域テレビ放送も「ほっとぐんま630」としてリニューアルしました。

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今や電波は、テレビ・ラジオ放送や携帯電話などの身近なものから、警察、消防・救急、防災などの公共性の高い無線通信、更には医療、交通、ドローン、ロボットにまで利活用されるなど、私たちの生活に欠かせないものとなっています。電波はこれからも私たちの生活をより便利なものにしていくために利用されることでしょう。NHKとしましても、限られた電波を有効活用し、みなさまの役に立つ、正しい情報とサービスの提供に、これからも努めてまいります。

NHK前橋放送局が開局した当時の面影を今も伝えているものが前橋市内にあります。みなさまよくご存じの「前橋市中央児童遊園 るなぱあく」内にある「ラジオ塔」です。「ラジオ塔」は、昭和8(1933)年に、NHK前橋放送局が開局したことを記念し、NHKと東京電力が県民のみなさまにラジオに親しんでいただこうと作ったものです。

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「るなぱあく」は現在、新型コロナウイルスの影響により、今月中旬までの予定で休園していますが、再開した暁には是非一度訪ねてみてください。昭和の息吹が感じられると思います。

 

投稿者:局長 平元 亨 | 投稿時間:18:21 | 固定リンク

2020年04月30日 (木)NHKはみなさまとともに歩みます(局長 平元 亨)


 

 この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に、心よりお悔やみ申し上げますとともに、入院・闘病生活をされておられるみなさまの一日も早いご回復と、この未曽有の事態の一刻も早い終息を願わずにはいられません。

 ウイルスの感染拡大を受け、社会、経済、医療、福祉、教育、科学、文化、スポーツ、芸術など、様々な分野の取り組みが自粛や延期、中止を余儀なくされ、関係されるみなさまの心中を察するには余りあるものがございます。そして、日々、新型コロナウイルスと闘っておられる医療従事者のみなさまをはじめ、社会のシステムを支えておられるすべてのみなさまに対し、改めて感謝とお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。

 一方、このような状況だからこそ、私たちは不確かな情報に惑わされてはいけません。非難や差別なども決してあってはいけません。私たちは、ウイルスを正しく知り、正しく恐れ、お互いに敬い、励ましあい、団結して、自分が今出来ることをそれぞれの場所で行うことが大切ではないかと考えます。NHKは、みなさまの役に立つ、正しい情報とサービスの提供に、これからも努めてまいります。

 この度、県内の医療従事者をはじめとするすべてのみなさまに対する感謝と応援、そして私たち県民の協調と団結への願いを込めて、局舎の鉄塔を青色にライトアップすることを始めました。

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 NHK前橋放送局が、現在の前橋市元総社町にある局舎の鉄塔のアンテナから電波を発信するようになってから、来年の8月16日で50年を迎えます。NHK前橋放送局は、これまでも、そしてこれからも、県民のみなさまとともに歩んでまいります。

 

投稿者:局長 平元 亨 | 投稿時間:10:56 | 固定リンク

2020年03月30日 (月)2020年度のスタートにあたって(局長 平元 亨)


 

 2020年度のスタートにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 平素よりNHKの放送事業には多大なるご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。前橋放送局を代表して、改めて厚く御礼申し上げます。
 この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方には、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、闘病生活を強いられているみなさまの一日も早いご回復と、事態の一刻も早い終息を祈るばかりです。

 私たちを取り巻く社会は時々刻々と変化しています。NHKは“公共メディア”として、みなさまの役に立つ情報を、迅速かつ正確に、より分かりやすく、テレビやインターネットなどを通じてお届けし、「情報の社会的基盤」としての役割をしっかりと果たしてまいります。

 群馬県のみなさまにご好評をいただいております「ほっとぐんま640」は、3月30日(月)から放送時間を10分拡大し、「ほっとぐんま630」として装いも新たにスタートいたします。また、4月1日(水)からは、総合テレビとEテレの番組の一部をインターネットでもご覧いただくことができる「NHKプラス」というサービスも始まります。どうぞご利用ください。

 NHK前橋放送局は、地域のみなさまにとって、より役に立ち、より親しまれる放送局を目指し、今年度も職員・スタッフ一丸となって取り組んでまいります。よろしくお願い申し上げます。

 

投稿者:局長 平元 亨 | 投稿時間:10:00 | 固定リンク

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