2021年9月30日

2021年09月30日 (木)限界集落に憩いの場を(原口 雅臣)


 

こんにちは!「ほっとぐんま630」の原口雅臣です。

東京オリンピック、パラリンピックが終わり、「ほっとぐんま630」は放送を再開しました。同時に、番組の3人のキャスターが、県内で輝いている方にお話しを伺う「インタビューぐんまびと」も再開。9月28日の放送では、南牧村星尾地区にある星尾温泉の代表、小保方努(おぼかた・つとむ)さんにお話しを伺いました。

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太田市出身の小保方さんは、私と同世代の45歳。もともと、こどもたちを対象にした自然体験学習のインストラクターをしていました。30代後半のとき、仕事で訪れた南牧村の自然にほれ込み、“エイヤーと移り住んでしまった”といいます。

移住後は、民宿の手伝いをしたり、廃校にレストランを開いたりして生計を立てていましたが、いまから4年ほど前、手伝っていた民宿の主が、星尾地区に戦後まであった温泉を復活させるプロジェクトを立ち上げ、小保方さんも参加することになりました。

プロジェクトには、小保方さんら村に移住した人と、村にほれ込んで足しげく通う村外の有志、あわせて15人が参加し、築200年の空き家に、1年がかりで温泉を復活させました。それが、小保方さんが代表を務める星尾温泉木の葉石の湯(このはいしのゆ)です。

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2018年9月の開業から丸3年。併設したレストランとともに、少しずつ客足を伸ばしてきましたが、新型コロナの感染拡大で、この1年ほどは、温泉の営業は金土日と祝日のみ、レストランは休業に追い込まれました。

温泉のある星尾地区は、高齢者ばかり15世帯が暮らす限界集落です。そんな集落で、小保方さんは、温泉を、「地元の人たちと都市部の人たちとの交流の場」、「地元の人が働ける雇用の場」に育てていきたいと考えています。思いを実現させるため、これまでに、離れに宿泊施設を整備し、レストランを再開させる準備も進めています。

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人口減少の時代を迎え、過疎化と高齢化が進む自治体を中心に、都市部から移住者を呼び込もうという動きが活発です。しかし、その一方で、移住者が増えない、なかなか定着しないという課題も抱えています。

こうしたなか、小保方さんの営みが、過疎化と高齢化の進んだ集落の、維持と活性化に資する取り組みとして、たとえゆっくりでも、大きな花を咲かせるといいなと思います。
独身の小保方さんは、人生のパートナーも募集中なんだとか。そちらも大きな花が咲きますように…(笑)。

「インタビューぐんまびと」の次回の放送は10月19日、菅原キャスターが担当する予定です。どうぞご期待ください。

 

投稿者:原口雅臣 | 投稿時間:12:00 | カテゴリ:原口雅臣 | 固定リンク

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