2019年9月13日

2019年09月13日 (金)9月は防災月間!命を守るための防災(吉川 明穂)


 

最近、“防災士”の資格を取得した吉川です。正確な防災知識を学びたいと思ったからです!!

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皆さんは、「防災」と聞いてどんなことを準備しますか?食料や水の備蓄など避難所で使うものなどを考えましたか?
それも、とても大事なことなんですが、そういうものが必要になるのは、災害後、生き延びたあとなんです!
まずは、「生き延びるための防災」について考えなければなりません。

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防災の日を前に、8/29(木)「ほっとぐんま640」では、
命を守るための防災について群馬大学大学院の金井昌信教授に伺った内容をお伝えしました。

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金井教授は、今年2月、群馬県内の全小中学校を対象に、地震の避難訓練の実態を調査しました。
その結果、8割近い小中学校が、訓練の日時を「事前に」児童に伝えていました。災害は、告知はしてくれません。
また、ほとんどの小学校が、授業中に教室で訓練を行っていたことが分かりました。

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そこで、金井教授は、協力を得た県内の小中学校で、「抜き打ちの避難訓練」を提案し実施しました。
すると、掃除中の子どもたちは、机の上にいすが乗っている状態にも関わらず、机の下に潜る。
廊下にいる子どもは、なぜか教室に戻り、机の下へ。
また、運動場にいる子どもは、なんと一目散に危険な校舎に向かっていきました。

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金井教授は、「揺れて崩れてきそうな危険なところに自分から行っていますよね。それって命を守る行動ですか?違いますよね?でも、子どもたちは、全然習ったことができてないですか?違いますよね。なぜ机の下に潜るのか考えないでいるから、その行動だけが染みついてしまっている、あまりにも危険です」と指摘しています。
今後、各学校では、これまでやっていた避難訓練が子どもの命を守るために有効な訓練であるのか、
もう一度見直してほしいと訴えています。
また、抜き打ちで訓練をする場合には、校庭で点呼をすることより避難した後にしっかりと事後指導することがとても大事だと考えています。

 

学校での正しい避難行動を提示してくれました。

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教室で授業中:頭を守るために机の下に潜る。
掃除の時間:机の上にいすが乗っている状態なのに、机の下に潜るのはとても危険。
休憩中など廊下にいる場合:教室に戻らず、手などで頭を守り、そのまましゃがむのが適切な行動。
近くの窓ガラスが割れてくることなどに注意する必要がある。
階段にいる場合:地震の揺れで転び落ちないように手すりにつかまり、しゃがんで身を守る

地震はいつどこで起きるかわからないので、行動する前に臨機応変に考えることが大切ですよね!
金井教授は、避難訓練の方法などを指導するのはどの学校、地域でも引き受けてくださるそうです!!!

詳しくは、こちらまでお問い合わせください。
群馬大学大学院 災害社会工学研究室 金井昌信教授 0277-30-1652

せっかくの防災月間ですので、学校だけではなく、家庭や職場でも、地震が起きたことを想定して、
まず自分の命を守るためにどのような行動をとったらよいのかをひとりひとりが真剣に考えてほしいなと思います。

 

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投稿者:吉川明穂 | 投稿時間:10:49 | カテゴリ:吉川明穂 | 固定リンク

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