高知医療センター 感染拡大で医療従事者足らず 診療制限

新型コロナウイルスの指定医療機関になっている高知医療センターでは、感染拡大で医療従事者の欠勤が相次いでいることから、当面の間、緊急を要しない手術を延期するなどの対応を取っています。

県や医療センターによりますと高知市にある高知医療センターでは医療従事者が新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者になったりしていて、1日時点で70人を超える人が欠勤しています。

センターでは、新型コロナウイルスの感染者の看護にあたる人員を確保するために、ほかの病棟から看護師などを回して対応しているということです。

そうした中でも、緊急性の高い重篤な患者を受け入れる体制を確保するため通常の診療のうち、緊急性がないと医師が判断した検査や手術などについては延期する対応を取っています。

このため重篤で緊急性が高い患者の治療にあたる「3次救急」を受け入れる体制は、今のところ維持しているということです。

高知医療センターの病院長の小野憲昭医師は、「感染拡大による緊急措置的な対応を取らざるを得ない。患者やご家族には不安な思いをさせてしまい申し訳ない」としています。

また、2日、クラスターの発生が発表された南国市の高知大学医学部附属病院でも医療従事者や患者に感染が相次ぎ、▼一部の病棟で新規の患者の受け入れを停止したり、▼緊急を要しない手術を延期したりしているということです。