園芸・グリーン

いつでもお茶が楽しめる
ハーブの寄せ植え

ワイヤーバスケットと麻布を使ったおしゃれな寄せ植えの作り方。
ハーブティー向けのハーブを使います。

公開日:2020年2月6日

ワイヤーバスケットを使ってすてきに育てるハーブの寄せ植え。
庭や畑に植えると増えすぎて困るミント類も、バスケット栽培ならコンパクトに楽しめます。
甘いリンゴの香りがするジャーマンカモミールやすっきりしたレモンの香りのレモンバーム、
ドライがおすすめのヤロウを合わせて、いつでもハーブティーを楽しみましょう。

ハーブの寄せ植え

生育が旺盛なので、直径25~30cmのバスケットに4株程度が目安です。葉の形や色の異なるものを隣に植えると、見た目も楽しめます。

【用意するもの】

・ハーブの苗
・中敷き(麻布など)
・ワイヤーバスケット(写真は直径30cm、深さ13cm)
・市販の野菜用またはハーブ用の培養土(肥料分の少ない物がよい)

など

ハーブティーにできるおすすめのハーブ

レモンバーム

シソ科/多年草 すっきりしたレモンの香りでリフレッシュしたいときに。ティー以外にもサラダやハーブウォーターなど幅広く利用できる。

パイナップルミント

シソ科/多年草 パイナップルのような甘い香りでリラックス。アップルミントの変種でクリーム色の美しい班入り葉をスイーツに添えても。

ヤロウ

キク科/宿根草 フレッシュは香りが少なくドライがおすすめ。やや苦みがあり、食欲不振や消化不良、風邪気味のときに。冬は地上部が枯れる。

ジャーマンカモミール

キク科/一年草 甘いリンゴの香りがするかわいらしい小花をティーに。こぼれダネでよく増える。眠れないときのリラックスや風邪の引き初めに。

【寄せ植えの方法】

  1. 1中敷きをバスケットの縁から出る大きさに切って敷き、半分くらいまで培養土を入れる。鉢底石は不要。
  1. 2ポットのままバスケットの中に並べ、配置を決める。
  1. 3苗をポットから外し、根鉢の側面に白い根が回っていたら、固まった根を手で軽くほぐす。底面の中央に指を入れ、外側にほぐすようにする。
  1. 4根をほぐした苗を根が外側に向くように置く。こうすることで、新しい根が伸びやすく、植えつけ後根が張りやすくなる。
  1. 5縁から1~2cm下まで培養土を入れる。中敷きが浮いてバスケットとの間に隙間ができないように手で土を入れ込む。
  1. 6土がしっかり入ったら、そこからしみ出るまでたっぷり水やりをする。日当たりの良い場所に置いて管理する。

【切り戻しと収穫】

植えつけ後1か月くらいして、新芽が伸びてきたら収穫できます。収穫するほどわき芽が増え、日当たりと風通しも良くなって、長くたくさん楽しめます。


ミント&レモンバーム

必要な分ずつ、葉のつけ根の少し上をハサミで切り取る。わき芽が伸びて2本に分枝する。


ヤロウ

必要な枚数を葉のつけ根からハサミで切り取る。夏から秋に咲く花もお茶に利用できる。


ジャーマンカモミール

花びらが少し外側に反り返ったら収穫のタイミング。ハサミで花を切り取る。

【置き場】

日当たりのよい場所

ハーブは真夏の高温多湿が苦手。梅雨前に収穫を兼ねてバッサリ切り戻して風通しをよくし、真夏は半日陰に移す。冬は寒冷地では暖かい軒下に移すか不織布などで覆って防寒する。

【水やり】

乾いたらたっぷり

バスケットを持って軽くなっていたら、底から流れ出るまでたっぷり水を与える。バスケットは乾燥しやすいので、夏の水切れに注意する。

【植えつけ時期】

【栽培データ】

科名 キク科(ジャーマンカモミール、ヤロウ)
   シソ科(レモンバーム、パイナップルミント)

発芽適温(地温)15~20℃(パイナップルミントは15℃~25℃)

生育適温 15~20℃

病害虫 アブラムシなど

教えてくれた人

深町 貴子

  • 園芸家

プロフィール

東京農業大学短期大学部卒業。NHK「趣味の園芸 やさいの時間」の講師としてテレビで活躍。野菜作りの魅力を伝えている。