ライフスタイル

引っ越し、荷造りに!
段ボール箱の底が抜けないテープの貼り方

段ボール箱の強度をアップするには、
ガムテープなどの粘着テープを「キの字型」に貼るのがおすすめです。

公開日:2019年12月12日

引っ越しや荷造りで段ボール箱に本などの重いものを入れるとき、
底に貼る粘着テープ1本だけだと強度が足りないことも。

持ち上げた途端、底が抜けて大事な荷物が散乱してしまうなんてことにならないよう、
段ボールの底の強度を出す、粘着テープの貼り方を紹介します。

重い物でも大丈夫!段ボール箱の底の粘着テープの貼り方

段ボール箱を組み立てるとき、どのように粘着テープを貼っていますか。
衣服など軽い物を入れる際には、底に粘着テープを1本貼るだけでOK 。 ですが、重い物を入れるには強度は不十分です。
そこで、内側に2本加えて「キの字型」にします。
底が抜けるということは、物の重さで下の蓋が開いてしまうこと。その時、一番力が加わるのが中央部分。 そのために中央部分をきちんと補強することが大切です。「キの字型」の補強は、中央部分を、2か所で支えているために効果が高くなります。

粘着テープの貼り方で強度を比較

「キの字型」に貼った段ボール箱とそのほかの貼り方をした段ボール箱の強度を比較してみました。
用意した段ボール箱の底に、粘着テープをそれぞれ「H型」「米型(こめがた)」「キの字型」に貼ります。1本2kgのダンベルを1本ずつ入れていき、どれくらいの重さに耐えられるかの実験です。

「H型」に貼った場合

中央の1本と、両端を粘着テープで「H型」に貼った場合。一番力が加わる中央部分の補強がされていないので、ダンベルを10 本入れた 20 kgで、底が抜けてしまいました。

「米型(こめがた)」に貼った場合

テープを中央の1本に加えてクロスするように2本加え「米型」に貼った場合。
重さがかかる中央部分をカバーしていますが、1 か所しか支えていません。
「H 型」よりは強度があるものの、ダンベルが14本、合計28kg入ったところで、底が抜けました。

「キの字型」に貼った場合

テープを中央の1本に加えて内側に2本加え「キの字型」に貼った段ボール箱。
「H型」が底抜けした10kg、「米型」が底抜けした28kgでも大丈夫。
結果、ダンベル26本、52kgを入れてもびくともしませんでした。重い物を入れるときは、ぜひ利用したい貼り方です。

教えてくれた人

川村 康文

  • 東京理科大学 教授

プロフィール

東京理科大学理学部教授。難しい物理学を分かりやすく教えてくれる。