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料理

“脳疲労”を防ごう ~食事編~

疲労を回復させるイミダゾールジペプチドとは?

公開日:2019年10月23日

実は最近、疲れの原因が、“脳”にあることがわかってきました。

「脳の疲労」を防ぐための
注目の食品成分についてご紹介します。

脳の疲労を防ぐ「イミダゾールジペプチド」

脳の疲労を和らげる効果があるとして、今注目されているのがイミダゾールジペプチド。
これは、数万キロを飛ぶ渡り鳥、生涯泳ぎ続ける回遊魚のスタミナ源として働く成分。
特に、鶏のむね肉やまぐろの赤身などに多く含まれています。

イミダゾールジペプチドの働き

最近の研究で、疲労は「自律神経の中枢」が傷つくことで起こることがわかってきました。
その犯人は活性酸素。イミダゾールジペプチドは脳の自律神経に働いてこの活性酸素を消すため、疲労回復効果が期待されています。

絶品レシピで疲労回復!

イミダゾールジペプチドを含む食材を食べることで、疲労回復効果が得られると言われています。

1日の摂取量の目安はイミダゾールジペプチド 200mg。鶏むね肉やまぐろの赤身なら、消化吸収を考慮して100g分摂取すれば必要量を満たします。

イミダゾールジペプチドは熱に強いため焼いたり、炒めたりしても壊れません。ただ、水に溶けだす性質があるためスープにした場合は汁を飲むことで、余すことなく摂取できます。

(監修 料理研究家 植木もも子)

鶏むね肉と春菊のスープ

【材料(3人分)】

鶏むね肉 1枚(200g前後)
鶏手羽元 6本ほど
干ししいたけ(スライス) 6枚
春菊 1束
しょうが薄切り 5~6枚
レモン 1コ
鶏ガラスープの素(もと)(顆粒) 小さじ2
大さじ4
少々

【つくり方】

  1. 1水で洗ってぬめりを取った鶏肉を切ります。むね肉は一口大、手羽元は出汁をとるために、切れ目を入れます。酒大さじ2を加え、塩を少々ふってもんでおきます。
  2. 2次に春菊を葉と茎に分け、それぞれを食べやすい長さに切ります。
  3. 3鍋に水3カップ(分量外)を入れ、しょうが薄切、酒大さじ2、干ししいたけ(スライス)を食べやすい大きさに割って加え、沸騰させてだしを取ります。
  4. 43に手羽元を加え、アクが出たら取り除き、5分ほど中火で煮ます。次に鶏ガラスープの素とむね肉を加え、再び沸騰したら3分ほど煮て塩で味を調えます。
  5. 5最後に春菊の茎を入れ、1分ほどしたら葉を加えてできあがりです。

まぐろの赤身とにらの炒めもの

【材料(3人分)】

まぐろ赤身 300g
にんにく(大) 1かけ
にら 2束
パプリカ 1コ
大さじ2
しょうゆ 大さじ2
豆板醤またはコチュジャン 少々
オリーブ油 大さじ1
ごま油 少々
レモン 少々

【つくり方】

  1. 1まぐろを1cm幅に切ります。そこに、にんにくのすりおろし、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2を加え下味をつけます。
  2. 2にらは3cm程の長さに、パプリカは一口大切ります。
  3. 3フライパンにオリーブ油をひき、パプリカとにらの根元を炒めます。
  4. 4次にまぐろを加え、表面の色が変わるまで炒めます。
  5. 5残りのにらを加えたら、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1+1/2を加え、30秒ほど蒸し焼きにします。
  6. 6火が通ったら、豆板醤とごま油を加えてできあがりです。

教えてくれた人

梶本 修身

  • 大阪市立大学大学院医学研究科 特任教授

プロフィール

疲労と睡眠の臨床医。
産官学が連携した疲労研究プロジェクト(2003年~)で代表を務める。大阪市立大学で疲労の基礎研究を行う傍ら、東京のクリニックでは、大学の研究成果を活かし、疲労を抱える多く患者の治療にあたってきた。

*大阪市立大学医学部附属病院では、梶本修身さんによる外来診療は行っておりません。