美容・ケア

その疲れ脳が原因かも?
“脳疲労”をチェックしよう

最新科学が解明した、疲労の知られざる仕組みとは

公開日:2019年10月23日

最近、疲れやすくなった。
肩こり、頭痛がある。いつも眠い・・・。
そんな悩み、ありませんか?

実は最近、疲れの原因が、脳にあることがわかってきました。

“脳疲労”がたまっていないか、チェックしてみましょう。

日本は疲労大国

国の調査によると、日頃、疲れを感じている人は、全体の半数以上だといいます。さらに、半年以上にわたって慢性的な疲労を感じている人は、およそ4割にものぼります。

専門家は、今後高齢化がすすむと、疲労を抱える人はさらに増えると考えています。

(グラフ:文部科学省疲労研究班 2004年調査)

疲労に関わる「自律神経」

実はいま、疲労には脳の「自律神経」が大きく関わると注目されています。
自律神経は、心身の状態を一定に保つため、呼吸や心拍数を常に調節しています。
働きすぎやストレスで、過度に自律神経が活動すると大量の活性酸素が発生します。
この活性酸素が神経を傷つけるため、疲労感が生まれると言われています。
つまり、疲労は「脳が疲れる」ことで起こるのです。

自律神経の働きは年齢とともに低下

(東京疲労睡眠クリニック調べ)

脳の疲労がたまると、自律神経の働きが低下します。
すると心身のバランスが乱れてうつ病になったり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクにもつながると言われています。

さらに、年を重ねることでも、自律神経の機能は低下し、疲れやすくなります。

疲れを感じたら、こまめに休み、疲労を慢性化させないことが大切です。

“脳疲労”チェックリスト

このような「脳の疲労」が蓄積しているかどうかを簡単にチェックできるリストがあります。
次の10項目に思い当たることがあるかどうか、試してみてください。
結果:10の項目のうち、ひとつでも思い当たることがあれば「脳の疲労」がたまっている可能性があります。

教えてくれた人

梶本 修身

  • 大阪市立大学大学院医学研究科 特任教授

プロフィール

疲労と睡眠の臨床医。
産官学が連携した疲労研究プロジェクト(2003年~)で代表を務める。大阪市立大学で疲労の基礎研究を行う傍ら、東京のクリニックでは、大学の研究成果を活かし、疲労を抱える多く患者の治療にあたってきた。

*大阪市立大学医学部附属病院では、梶本修身さんによる外来診療は行っておりません。