園芸・グリーン

タマネギをプランターで育てよう
タネ球の植えつけ

苗より成長が早いタネ球をつかった植えつけ方法を紹介。
アルミ箔を使って土の乾燥とアブラムシを防ごう!

公開日:2019年9月26日

いろんな料理に幅広くつかえる万能野菜のタマネギをプランターで育ててみませんか。

タマネギは、苗から育てるのが一般的ですが、
ホームセンターや園芸店などで手に入るタネ球(種球)から育てると苗よりも手間もかからず、
収穫までの栽培期間が短くなるので、家庭菜園ビギナーにもおすすめです。

ここでは、タマネギのタネ球の植えつけ方をご紹介。
土の乾燥が苦手なタマネギは、植えつけたらすぐにアルミ箔(はく)で土を覆うのがポイント。
アブラムシも防ぐことができます。

口の広いプランターを使うと、たくさん育てられてお得です!

タマネギのタネ球の植えつけ方

タネ球とは

タネ球は、繁殖用の球根のこと。タマネギのタネ球は、ホームセンターや園芸店などで入手できます。「オニオンセット」「セット球」「ホームタマネギ」などの名称でも売られています。
タネ球のいいところは、苗から育てるよりも成長が早く、育てやすいこと。7~8月から出回りますが、販売期間が短いので早めに入手を。タネ球を選ぶときは、直径2.5cmくらいのものを選ぶとよいでしょう。

【用意するもの】

タマネギのタネ球 10コ
浅型プランター(広口のものがおすすめ)
(直径35cm、深さ20cm目安)
元肥入り野菜用培養土
鉢底石
鉢底ネット
アルミ箔など

植えつけ

タマネギの葉はまっすぐ上に伸びて、横にはあまり広がりません。球が太るスペースとして10cm間隔をあけて植えつけます。
  1. 1プランターの鉢底穴を鉢底ネットで塞ぎ、鉢底石を敷く。

メモ

鉢底石は、ネットに入れて敷くと、リサイクルしやすい。

  1. 2プランターの縁から3cmほど下まで培養土を入れ、10cm間隔で植え穴をあける。

メモ

植え穴は、人さし指の第2関節まで差し込むのが目安。

  1. 3植え穴に、タネ球のとがった方を上に仮置きする。先端が少し出る深さまで、指で押し込む。

植えつけ直後にアルミ箔でマルチング

タマネギは乾燥が苦手。植えつけ直後、アルミ箔で土の表面を覆って(マルチング)土の乾燥を防ぎます。アルミ箔を軽く丸めてから広げると光が乱反射し、キラキラ光るものを嫌うアブラムシを忌避(きひ)する効果も期待できます。
  1. 1アルミ箔を軽く丸めてから開き、タネ球の列の間に敷いて土全体を覆う。

メモ

タネ球の先端をアルミ箔で覆ってしまわないよう要注意。その後の生育が悪くなる。

  1. 2ところどころにUピンなどをさして押さえ、風などで飛ばされないようにする。
    上から、はす口をつけたジョウロでたっぷりと水やりをする。

置き場

芽が出るまでは日陰、それ以降は日なたへ

夏にタネ球を植えるため、日当たりのよい場所では蒸れて腐ってしまうことも。芽が出るまでは日陰に置き、葉が2cmほど出たら日当たりのよい場所に移しましょう。

水やり

芽が出るまでは不要。その後は水切れに注意

植えつけたタネ球が蒸れて腐らないよう、芽が出るまでは水やりは不要です。逆に芽が出たら、球を太らせるため水切れに要注意。鉢を手で傾けて軽くなっていたら、たっぷりあげましょう。

栽培時期

寒冷地は7月中旬から8月中旬。中間地は、8月中旬から9月中旬。暖地は、8月下旬から9月下旬までに植えつけを行いましょう。収穫は、気象条件や栽培環境により、年内に球が肥大せず、収穫が春になる場合もあります。

【タマネギ栽培データ】

科名 ヒガンバナ科
発芽適温(地温)15~25℃
生育適温(気温)15~20℃
病害虫 アブラムシ、タエバエ、アザミウマ、さび病など

教えてくれた人

深町 貴子

  • 園芸家

プロフィール

東京農業大学短期大学部卒業。NHK「趣味の園芸 やさいの時間」の講師としてテレビで活躍。野菜作りの魅力を伝えている。