園芸・グリーン

芽キャベツをプランターで育てよう
植えつけ~害虫対策

コロコロとかわいい芽キャベツは、プランターでも栽培可能。
植えつけ方法から害虫対策、栽培時期などを紹介

公開日:2019年9月26日

葉のつけ根から出てくる“わき芽” が、球状に太ってできる“芽キャベツ”は、
プランターでも栽培することができます。

ここでは、芽キャベツの苗の植えつけから、害虫対策までをご紹介。
芽キャベツは、害虫に狙われやすい野菜のひとつ。
植えつけたらすぐに防虫ネットをかけることが大切です。

しっかり管理すると、苗1株で50コくらいは収穫できますよ。

キャベツのミニチュアのような、かわいい芽キャベツ。
上手に育てて、炒め物や煮込み料理などにどうぞ。

芽キャベツの苗の植えつけ方

あとで増し土をするので、植えつけ時の土の量は少なめにするのがポイント。
深さが30cm程度ある深型プランターで育てると、根がしっかり育ち、収穫量もアップします。
苗を選ぶときは、本葉5~6枚で葉の色が濃く、がっしりとしたものを選ぶようにしましょう。

【用意するもの】

芽キャベツの苗
深型プランター(直径30cm×深さ30cm程度、容量約15L)
元肥入り野菜用培養土
鉢底石
割りばし(仮支柱)
あんどん支柱
防虫ネット など
  1. 1鉢底石を敷いてプランターの縁から5~6cm下まで培養土を入れ、中央に植え穴をあける。
  1. 2苗の株元を指で挟み、逆さにしてポリポットから取り出して植えつけ、手で軽く押さえる。
  1. 3割りばしを根鉢(ねばち)に対して斜めにさして仮支柱にし、土に固定する。

メモ

地上部が不安定な場合は、麻ひもなどで割りばしに誘引してもよい。

  1. 4あんどん支柱を底までしっかり土にさし、はす口をつけたジョウロでたっぷりと水やりをする。

芽キャベツの害虫対策

苗を植えつけたら、すぐに防虫ネットをかける

アブラムシやアオムシなど害虫に狙われやすい芽キャベツ。植えつけ直後から防虫ネットをかけて、害虫から守りましょう。
また、風通しのよい場所で育てることで気温が高い時、防虫ネット内部の蒸れを防ぐことができます。
あんどん支柱に防虫ネットを巻きつけ、巻き終わりの端をホチキスで留める。
上部とすそは、麻ひもなどで縛る。

置き場

枝元まで日が当たる場所に置いて

苗を植えつけたプランターは、根元までしっかり日が当たる場所に置きましょう。葉の数が増えるほか、わき芽にたっぷり日が当たり、球がよく太ります。

水やり

最初は控えめ、その後は水切れに注意!

植えつけ直後に水をやりすぎると、根の育ちが悪くなるので控えめにしましょう。
1回目の追肥、増し土をした頃から、しっかりと水を与えるようにします。水切れすると根が傷んで葉が小さくなり、生育が遅くなるので、注意が必要です。

栽培時期

冬野菜の芽キャベツは、寒冷地は5月中旬から下旬。中間地は、8月上旬から9月中旬。暖地は、8月中旬から9月中旬までに植えつけを行いましょう。上手に管理すると寒冷地は、11月下旬まで。中間地や暖地は、3月中旬まで収穫することができます。

【芽キャベツ栽培データ】

科名 アブラナ科
発芽適温(地温)15~30℃
生育適温(気温)18~22℃
病害虫 アブラムシ、アオムシ、コナガ、ヨトウムシなど

教えてくれた人

深町 貴子

  • 園芸家

プロフィール

東京農業大学短期大学部卒業。NHK「趣味の園芸 やさいの時間」の講師としてテレビで活躍。野菜作りの魅力を伝えている。