料理

いつもの食パンを
しっとりもちもちにトーストする方

食パンを焼く前のひと工夫でしっとりもちもちのおいしいトーストに。
さらにもちもちにする焼き方も紹介。

公開日:2019年7月25日

いつも食べている食パン。
焼き加減がうまくいかず、パサパサになってしまったことありませんか。

食パンを焼く前に、ほんのひと手間かけるだけで
“しっとり”“もちもち”のトーストを味わうことができるんです。
また、食パンをトースターではなく、魚焼きグリルで焼くと、さらにもちもち感がUPします!

朝食のトーストをしっとりもちもちにして、気持ちのよい朝をスタートさせましょう。

食パンをしっとりもちもちにトーストする方法

パンの耳の内側に深く切り込みを入れて、焼くだけ!

食パンをしっとりもちもちにトーストするには、焼く前に、食パンの耳の内側4か所に深く切り込みを入れるのがポイント。切り込みは下まで貫通させ、角の四隅は切らないようにしましょう。
後は、トースターで焼けばOKです。

なぜ、切り込みを入れてから焼くと食パンがしっとりもちもちになるの?

耳の内側の部分は、硬く、ぶ厚い「耳」にガードされているため、普通に焼くと、温度が低いままです。一方、切り込みを入れると、そこから熱が一気に入り、食パンの外側全体が、素早く、高温になります。
パンの周囲が高温になると、温められた水分が、中へと移動し始めます。内側の、温度の低い水分と一緒になって、温度を均一にしようと、パンの真ん中に水分が集まるのです。つまり、水分がパンの中心部に集まることで、食パンがしっとりもちもちの食感になるのです。

食パンをより“もちもち”にトーストする方法

もっと食パンをモチモチにしたい方は、トースターよりも、庫内が高温になる魚焼きグリルでトーストしてみましょう。食パンに切り込みを入れれば、なおもっちりモチモチ食感を味わえますよ。
まず、魚焼きグリルを30秒間予熱します。そして、食パンを入れ、1分間焼き、裏返して30秒間焼けばOK。合計2分間、強火にかけてください。(片面タイプの場合)
また、魚焼きグリルは、微妙に火力の違いがあるので、焼き時間の調整をしましょう。

魚焼きグリルをしっかり予熱することがポイント

しっかり予熱をして高温で焼くと、より水分が食パンの中心に集まり、もちもち感が高まります。

焼き終わったらすぐ、取り出しましょう

グリルのニオイがついてしまうのでは、と心配される方もいるかと思いますが、焼いている間は、パンの表面から、わずかな水蒸気が外に向かって出ているので、それがバリアのようになり、グリルのニオイがつくのを防いでくれます。
でも、焼き終わったあとに放置すると、ニオイがつく可能性もあるので、焼き終わったらすぐ、取り出すようにしてください。

教えてくれた人

山田 昌治

プロフィール

工学院大学先進工学部教授。小麦粉やでんぷんなど、粉の研究をしている“粉の達人”。