料理

初心者でもおいしくできる!
手軽で簡単“梅漬け”レシピ3選

砂糖、塩、酢、みそがあれば3つの梅漬けが味わえる!
さしす漬け、みそ漬け、甘味漬けの漬け方を紹介。

公開日:2019年5月30日

梅干しをつくってみたいけど、干す手間などを考えてしまい、
諦めている方におすすめなのが、梅漬けです。
信州の漬物名人の横山タカ子さん直伝の梅漬けは、
どれも家にある調味料でできるので、手軽に楽しめます。
減塩でほんのり甘い“さしす梅漬け”は、ごはんに混ぜると腐りにくくなるので、夏場にぴったり。
梅のみそ漬けは、ご飯のお供やお茶うけに。
梅の甘味漬けは、ペースト状にしてデザートに添えると、また違った味わいになります。
調味料としても使える梅漬け。料理の味付けの幅も広がるので、ぜひお試しください。

さしす梅漬け

さ(砂糖)、し(塩)、す(酢)だけでおいしい梅漬けのでき上がり。塩と酢の効果で、梅がカビるのを防いでくれます。干す必要がないので手軽に梅を楽しめます。

【材料】(つくりやすい分量)

完熟梅 1kg
砂糖 300g
100g
カップ4

【つくり方】

  1. 1梅は水でやさしく洗い、竹串でなり口を取る。傷んでいる部分があれば、ナイフで除く。清潔な布巾で水けを拭く。
  2. 2清潔な容器に梅を入れ、砂糖、塩を上からふり入れ、酢を回しかける。
  3. 3容器にふたをして、日の当たらない涼しい場所に2週間以上置く。

メモ

・梅を漬ける容器は、ガラスまたはホウロウなど、酸に強い素材のものを使う。きれいに洗って乾かし、酢で湿らせた布巾で内側を拭いておくとよい。
・漬け上がったら、冷暗所で保存する。1年間保存可能。
・残った酢は、万能酢として使える。
・天日干しにしなくてもおいしいが、天日干しすると“さしす梅干し”になる。


さしす梅干しのつくり方

アレンジレシピ “さしす梅漬けのちらし”

おいしい、簡単、失敗なしで減塩。良いこと尽くしの“さしす梅漬け”を調味料として使った、手軽なちらし寿司です。

【材料】(4人分)

2合
さしす梅漬け 3コ
青じそ 10枚
ラディッシュ 5コ(赤かぶでも可)
白ごま 大さじ1

【つくり方】

  1. 1米を炊き、その間に赤かぶは乱切り、青じそは千切りにする。白ごまは煎っておく。
  2. 2炊き上がったご飯に、さしす梅漬け3コを混ぜる。
  3. 3 2がよく混ざったら、 1の赤かぶ、青じそ、白ごまを混ぜる。
  4. 4さしす梅漬けのタネを取り除き、器に盛る。

梅のみそ漬け

梅を一晩冷凍するだけで、梅のおいしさが引き出されます。おかずやお茶うけにもぴったり。

【材料】(つくりやすい分量)

完熟梅 500g
砂糖 300g(梅の分量の60%)
みそ 500g

【つくり方】

  1. 1梅は水でやさしく洗い、竹串でなり口を取る。傷んでいる部分があれば、ナイフで除く。清潔な布巾で水けを拭く。
  2. 21の梅を一晩冷凍庫に入れ、冷凍する。
  3. 3ボウルに砂糖とみそを入れ、よく混ぜ合わせる。
  4. 4清潔な容器の底に3のみそを少し塗り、2の梅を凍ったままで並べ、その上にみそをのせる。また、その上に梅を並べ、みそをのせるを繰り返す。
  5. 5容器にふたをして、日の当たらない涼しい場所に置く。 1か月後に漬け上がる。

メモ

・梅を漬ける容器は、ガラスのものがおすすめ。
・漬け上がったら、冷暗所で保存する。1年間保存可能。

アレンジレシピ “きゅうりの梅みそあえ”

梅のエキスがたっぷりしみ込んだ“みそ”も、おいしくいただきましょう。
きゅうりを薄切りにして、和えるだけで、手軽な副菜のでき上がりです。

【材料】(つくりやすい分量)

きゅうり 2本
梅みそ 大さじ3
適量

【つくり方】

  1. 1きゅうりを薄切りにする。
  2. 21に塩をふり、揉んで水を出す。
  3. 32にみそを和えて、器に盛る。

梅の甘味漬け

冷凍した梅で漬けると梅のエキスが出やすくなるので、一晩冷凍庫に入れてから漬けるのがおすすめです。

【材料】(つくりやすい分量)

完熟梅 1kg
砂糖 300g(梅の分量の30%)

【つくり方】

  1. 1梅は水でやさしく洗い、竹串でなり口を取る。傷んでいる部分があれば、ナイフで除く。清潔な布巾で水けを拭く。
  2. 21の梅を一晩冷凍庫に入れ、冷凍する。
  3. 3清潔な容器に凍ったままの梅を入れ、砂糖を上からまぶし入れる。
  4. 4容器にふたをして、日の当たらない涼しい場所に置く。
  5. 52日ほどして水が上がったら冷蔵庫に入れ、2週間ほどで食べ頃になる。

メモ

・漬け上がったら、冷蔵庫でそのまま保存する。1か月程度、保存可能。
・味が変わる前に、冷凍保存にしてもOK。1年間保存可能。

アレンジレシピ1. “梅の甘味漬け炭酸割り”

梅の甘味漬け1コと甘味漬けで出た汁大さじ2をグラスに入れ、適量の炭酸水で割ってでき上がり。ほどよい酸味が、夏にぴったり。

アレンジレシピ2. “水ようかん梅ペーストがけ”

梅の甘味漬けと甘味漬けで出た汁を適量、器に取り、ペースト状にする。水ようかんの上に添えて食べると、また違った味わいに。バニラアイスに添えてもおいしい。

教えてくれた人

横山タカ子

  • 料理研究家

プロフィール

地元・長野の郷土食をベースに、オリジナリティに富んだ家庭料理や保存食を考案。さまざまなメディアや講演会で、信州の食文化を広める活動にも力を注いでいる。