美容・ケア

気になる汗のにおい対策
原因を知ってデオドラントケア

気になる自分自身の体臭。においを発しやすいポイントを知ってケアしましょう。

公開日:2019年7月8日

気になる汗のにおい。
人に不快感を与えていないか気になることもありますよね。
そこで、においを発しやすい、頭皮、脇の下、首筋、足など、ポイントごとに
汗のにおいの原因と対策をご紹介。

体を清潔に保ち、体臭ケアをして、気持ちよく過ごしましょう。

体のにおいの原因は?

においは汗腺が集中し、汗をかきやすい部分から発せられます。実は、汗そのものがにおいを発しているというよりも、汗が皮膚面の垢や皮脂を吸収し、におい物質を発生させる細菌の栄養となってしまうことが主な原因です。
においを発しやすい部分については、特に清潔を保ち、汗をかいたらすぐに拭くことを心がけましょう。

部位別 においの原因と対策

頭皮・頭髪のにおいの原因とケア方法

頭皮は汗腺が多く、汗や皮脂、フケが栄養となり細菌が繁殖しやすい部位です。頭皮がにおうのは、この細菌が繁殖するときに、におい分子を発するから。
また頭髪は、空気中のにおい分子を吸着して、嫌なにおいを発することがあります。
頭皮や頭髪のにおいは、正しい洗髪をすることで、9割程度は改善することができます。
ただし、においが気になるからといって過剰に洗いすぎるのはNG。頭皮を乾燥させ、逆に皮脂の分泌を活性化させてしまいます。また、においを発する悪玉菌の繁殖を防ぎ、健全な頭皮を保つ「表皮ブドウ球菌」を減らしてしまうので気をつけましょう。

耳の後ろ・首筋のにおいの原因とケア方法

耳の後ろは洗い残しをしやすい部分。意識して洗うようにすることが大切です。
また40歳前後になると、耳の後ろから加齢臭を発する可能性があります。そのにおいの原因は、加齢によって変質した皮脂が生み出す「ノネナール」という物質。ノネナールは汗と結びつき、強烈なにおいを発するのです。
耳の後ろは石けんを使ってしっかりと洗い、清潔に保ちましょう。

背中のにおいの原因とケア方法

背中は皮脂腺が多く、汗をかきやすい部分です。また耳の後ろと同じく、加齢によって変質した皮脂が生み出すノネナールが分泌されます。
背中は、手が届きにくいので洗い残しも多くなりがち。石けんを使ってしっかりと洗いましょう。手が届きにくい場合は、やわらかいタオルや柄付きのスポンジなどを使っても良いでしょう。ただし、ゴシゴシこすると、皮膚を傷つけてしまうので気をつけて。

脇の下のにおいの原因とケア方法

脇の下は、たんぱく質を含み、粘りがあって雑菌と結びつきやすい汗を出す「アポクリン汗腺」が集中していて、嫌なにおいを発しやすい部位。
においを軽減させるためには、清潔に保つとともに、汗をかいたら早めに拭き取り、適度に制汗剤で汗を抑えることが大切です。
入浴時に清涼感のある入浴剤を使い、汗を抑えるのもおすすめです。

陰部のにおいの原因とケア方法

陰部は、脇の下と同じくアポクリン汗腺が多く、不潔にしていると悪臭を発する原因になります。必ず毎日洗い、清潔を保つことが大切。また、密閉された下着の着用によって、蒸れて細菌が増殖することもあります。通気性、吸汗性にすぐれた下着をつけるようにしましょう。

足のにおいの原因とケア方法

摩擦によって垢が発生しやすい、足の裏。垢は、爪の間や足の指の間に溜まり、細菌の栄養になります。また足の裏は、1日にコップ1杯分の汗をかきます。そのため、密閉された靴や靴下の中は蒸れやすく、細菌が増えやすい環境です。こういった状況で増えた細菌は、強烈なにおいの原因となります。
足のにおいの軽減のためには、足の指の間や爪の間を意識して洗い、足を清潔に保つこと、また蒸れにくい環境をつくることが大切。5本指ソックスは、指の間の汗を吸収するのでおすすめです。
同じ靴を履き続けるのも悪臭の原因となるので、ふだん使いの靴を2足以上用意しましょう。

衣服のにおいの原因とケア方法

衣服は、汗のほか、タバコなどの外部のにおいを吸収しやすく、悪臭の発生源になることがあります。
特に、家庭では簡単に洗えない、スーツや冬のアウターは注意が必要です。においの除去には、衣服用の消臭剤などを定期的に使用するのがおすすめです。
汗を直接吸収するインナーもにおいの原因。汗っかきの人は、外出時に着替えを持ち歩くと安心です。

教えてくれた人

友利 新

  • 医師

プロフィール

沖縄県宮古島出身。医師(内科・皮膚科) 都内クリニック勤務の傍ら、医師の立場から美容と健康を追求し、美しく生きるための啓もう活動を、雑誌やテレビなどで展開中。2004年、第36回準ミス日本という経歴を持つ。