料理

うまみたっぷり!
お手軽“にらの万能調味料”のつくり方

刻んでまぜるだけ! 簡単なのにおいしくて、いろんな料理に使えます。
冷蔵庫にストックしておくと便利です

公開日:2019年2月22日

葉の部分は体調を整えるビタミンやミネラルが。
軸の部分には、元気になる香りのもとがたっぷりの“にら”。
刻んで、しょうゆなどの調味料と混ぜ合わせるだけで、
うまみ倍増の万能調味料が手軽にできるんです。
ご飯や豆腐にかけたり、そのまま炒め物の調味料としても使えたりします。
栄養満点、元気もりもりの万能調味料をつくって、料理の幅を広げましょう。

にら+しょうゆでうまみが増す!

にらに、しょうゆを合わせるとおいしくなるのには、科学的な理由があるんです。
にらの細胞には香りのもとが入っており、切ったときに香りのもとが酵素と結合して香り成分のアリシンに変化。
このアリシンがしょうゆに含まれているアミノ酸と結合して、うまみ成分に変化し、うまみがアップします。

元気のもと“アリシン”

アリシンは、にんにくにも含まれる香り成分で、元気のもとです。
アリシンは、そのままでは体内に吸収されにくいのですが、アミノ酸やタンパク質と結合すると、体内で吸収されやすくなります。
刻んだにらとしょうゆを合わせることで、アリシンとしょうゆのアミノ酸が結合し、体内で吸収されやすくなり、血中のアドレナリンなどが上昇。その結果、元気が出てくるのです。

うまみたっぷり! 元気もりもり! にらの万能調味料

【材料】(つくりやすい分量)

にら 1ワ
しょうゆ 70ml
ごま油 小さじ2
しょうが(すりおろし) 小さじ1
七味とうがらし 小さじ1/2

【つくり方】

  1. 1にらの香りを出すため、細かく刻む。
  1. 2ボウルに1を入れ、しょうゆ、ごま油、しょうが、七味とうがらし、うまみ調味料を加えて、混ぜ合わせ、冷蔵庫で2、3時間おく。

メモ

・そのままでも食べられるが、2、3時間、置いておくことで、にらの中からさらに香り成分が出てきて、しょうゆとなじみ、うまみが増す。
・冷蔵庫で1週間、保存可能。

ポイント

  • にらを生で使うことで、にらに含まれる酵素が熱で壊されることなく、アリシンが無駄なく合成される。
  • 熱に弱いビタミンCも壊れることなく、摂取できる。

万能調味料おすすめの使い方

温かいご飯や湯豆腐にかけたり、チャーハンや野菜炒めの味付けにも使えたりします。うまみがしっかり出ていて、これだけで味が決まるので冷蔵庫に常備しておくと便利。また、ギョーザのタレとしても使えます。

栄養について 教えてくれた人

有賀 豊彦

  • 日本大学 名誉教授

プロフィール

にんにく、ねぎ、にらなどの香味野菜を研究。

教えてくれた人

宇賀神 幸子

  • にら農家

プロフィール

にらの産地、栃木県鹿沼市でにらを栽培。 にら料理の達人。