料理

松木流 体の中からあったまる
冬野菜の洋風変わり鍋レシピ2選

体を温める根菜類をたっぷり使った、アレンジ鍋料理。
いつもとはちょっと違う味付けのレシピを紹介します。

公開日:2019年2月1日

冬野菜はじっくり煮込んで鍋にすると、野菜のうまみをたっぷり味わえます。
紹介するのは、味付けを洋風にした2品。
「大根と豚バラ肉のビール鍋」は、子どもも大人も喜ぶこと間違いなし。
柔らかく煮込まれた大根と豚バラがご飯にもぴったりです。
たっぷりの野菜と魚介でつくる「根菜と魚介のアヒージョ鍋」は、
おかずとしてはもちろん、残ったオイルでつくるパスタが格別です。

大根と豚バラ肉のビール鍋

ビールの酵母と炭酸がたんぱく質を分解し、肉を柔らかくします。発泡酒でもOK。
アルコールはとぶので子どももおいしく食べられます。

【材料】(4人分)

豚バラ肉(塊) 450〜500g
大根 1/2本
缶ビール(500ml) 1本
たまねぎ 1コ
にんじん 1本
にんにく 1かけ
食パン(耳を外してちぎる) 1枚
オリーブ油 大さじ2
フレンチマスタード 大さじ2
こしょう
バター(食塩不使用) 大さじ1

【つくり方】

  1. 1たまねぎ、にんじん、にんにくをみじん切りにする。
  2. 2土鍋にオリーブ油大さじ1を中火で熱し、1を1~2分間炒める。

    メモ

    土鍋は炒め調理が可能なタイプを使用すること。こうした土鍋がない場合は、フライパンで炒めてから土鍋に移す。

  3. 3豚肉は厚さ2センチほどに切り、塩とこしょうをふる。フライパンでオリーブ油大さじ1を中火で熱し、豚肉を入れて焼き色をつける。
  4. 43の火を止め、余分な油を捨ててビールを少量注ぎ、残った肉のうまみをこそげる。
  5. 542の土鍋に入れて残りのビールを注ぎ、塩 大さじ1/2、フレンチマスタード、パンを入れて中火で煮立たせる。大根を入れてふたをして20分間ほど弱火で煮込む。
  6. 6ふたを開けて、味をみて塩、バターを加えてできあがり。

根菜と魚介のアヒージョ鍋

スペイン料理のアヒージョは、にんにくの香りを移した油で煮込んだおつまみ。
食べ応えのある冬野菜と魚介をたっぷり使ってメインの1品に仕上げます。

【材料】(4人分)

にんじん 1本
れんこん 100g
ごぼう 1/3本
里芋 2コ
小かぶ 2コ
ねぎ 1本
カリフラワー 1/4コ
マッシュルーム 8コ
たら(切り身) 2切れ
えび(殻なし/無頭) 8匹
帆立て(小/ゆでたもの) 8コ
かき(加熱用) 12コ
ゆでだこ 150g
オリーブ油 500ml
アンチョビ(缶/みじん切り) 1缶(50g)
にんにく(みじん切り) 2かけ
赤とうがらし(種を取って小口切り) 少々

【つくり方】

  1. 1にんじんは1cmほどの輪切り、かぶは1/4にくし切り、マッシュルームは半分に、ねぎは2cm長さに切る。その他の野菜は1口大に切る。たらとゆでだこも1口大に切る。
  2. 2鍋にオリーブ油とにんにく、アンチョビを入れて強火にかける。とうがらしを入れ、煮立ったら弱火にする。
  3. 32に、火の通りにくい根菜のごぼう、里芋、れんこんを入れる。次ににんじん、かぶ、カリフラワー、ねぎ、マッシュルームを入れる。
  4. 43の野菜に火が通ったら、魚介を入れる。魚介にも火が通ればできあがり。

教えてくれた人

松木 一浩

  • 料理研究家

プロフィール

三ツ星レストランの第一給仕長から一転して有機農業の世界へ。野菜を育てながらフレンチレストランを経営する。野菜のおいしさをより多くの人に伝えようと、日々精力的な活動を続けている