美容・ケア

プロがお悩み解決!
グレイヘア移行期をきれいに乗り切るカラー術

グレイヘアに挑戦したいけれど、
移行期の白黒ツートンヘアが耐えられない…
そんなあなたのためのカラー術!

公開日:2018年12月7日

昨今、熟年女性の間で白髪を隠さない、グレイヘアがブームです。

かつては白髪は「老い」の象徴でしたが、
今やグレイヘアは、自然体で生きるかっこいい女性の
ひとつのスタイルになりつつあります。

しかし、一旦髪染めを始めると、グレイヘアに戻すまでの移行期がユウウツ…。

生え際に出てきた白髪とすでに染めた黒髪の
境目が分かれたツートンヘアに耐えられず、
つい、また白髪を染めてしまう…。
そして、夢のグレイヘアはまた遠ざかる。

そこで、プロの美容師さんに、目からウロコのカラー術で
移行期を乗り切る方法を教えていただきました!

【今回の相談者】グレイヘアにしたいけれど、移行期が...

【今回の相談者】グレイヘアにしたいけれど、移行期が…
自然なグレイヘアにしたいけれど…とお悩みなのは、東京都にお住いの西田秀子さん。
15年前から髪の黒染めを始め、60歳を超えたここ5年は、2週間に1回くらいのペース。さすがに面倒になってきています。

このところ「グレイヘア」がブームになっていることもあり、挑戦してみたいと思い始めているのですが、問題となるのが染めた部分がなくなるまでの移行期。
伸びてきた白髪と染めた黒髪のツートンヘアは総白髪よりもかえって老けた感じに見えて、それに耐えられずなかなか髪染めをやめられずにいます。
現在の西田さん、2週間前に染めてこの状態。
上手に染められていて、それほど白髪が目立つわけではありませんが、風が吹いたりして、生え際があらわになると、ドキッとするそう。

きれいに染めれば染めるほど、ちょっと白髪が見えるだけでも気になって、なかなかグレイヘアに挑戦できないというのはよくあること。
多くの女性が陥っているジレンマです。

カリスマ美容師の力を借りてグレイヘアに挑戦!

そこで今回、グレイヘア移行期のお悩み解消にプロの力を借りることに。

ご協力いただくのは、東京・原宿で、人気の美容室を経営しているヘアスタイリストの三好真二さん。

グレイヘアへの道! 移行期のポイントは?

白と黒をなじませるカラーリングとは

グレイヘアへの移行なので、当然ながら白髪はそのまま残します。
その白髪をいかに目立たせないかがポイント!
表面からは白髪が目立たない西田さんも、髪をかき上げると、生え際にはすでに…。

この白髪はそのままに、目立たせないようにするにはどうするか…?
それは、白髪以外の色を白髪に近づける!
★黒いところは今より明るめに。

★白髪との境界は中間色の明るめの茶色で染め、境目をぼかして、グラデーションを作る。
黒いところを明るめに染めるというのは目からウロコ!
白髪と黒髪のコントラストを弱くし、全体を明るくして、グレイヘアにより近いトーンにしておくことで移行期の違和感をなくします。

グレイヘアへの移行スタイル完成!

髪色が全体的に明るくなっているのがわかるでしょうか?
白髪は染めていないのですが、残りの髪色を薄くすることで、白髪が目立たなくなります。
白髪が目立ちがちな、こめかみからもみ上げにかけての生え際も、自然な感じに仕上がりました。
髪をかき上げると、内側も自然に色がなじんでいます。
自宅でやる場合は、グラデーションに染める方法だけでも大丈夫ですが、さらに自然に白髪をまわりの髪色になじませるために、美容室ではこんなカラーの技も使っていました。

【こぼれ話】より白髪を目立たなくするプロのカラーリング技

カラー剤をつけるときは、髪の毛をクシでストライプ状にすくって(写真1)、すくった髪の毛だけを分けて(写真2)、そこだけにカラー剤をつけます(写真3)。
そうすることで、髪がまだらに染まります。異なる色の境界があいまいになって、より自然な雰囲気になります。

1本の髪の毛の中で縦にグラデーションを作るだけでなく、横並びの髪の色もまだらにすることで、全体に色をなじませるプロの技!
これなら、白髪もなじんで目立ちませんね。

そんなすごいカラーリング術に、西田さんも大満足です。
「これなら風が吹いても大丈夫ですね。
 かえって、ふわふわっとして風が吹いたほうがいいくらい!2週間に1度の髪染めも必要なくなって楽になります。」

教えてくれた人

三好 真二

  • ヘアサロン オーナースタイリスト

プロフィール

東京・表参道にある人気ヘアサロンのオーナースタイリスト。 繊細で女性らしいく、再現性のある美しい髪形をつくるカットやパーマの技術には定評があり、サロンワークだけでなく、業界のセミナーなどでも活躍。