ライフスタイル

お金が貯まる体質に!
無理なく家庭の支出を把握する方法 STEP.1

家計簿いらず! 3つの箱に仕分けるだけで支出を管理する方法を伝授。
家計を見える化して貯蓄につなげよう!

公開日:2019年1月11日

家計を上手にやりくりするためには、支出を把握することが大切。
家計簿をつけるのが理想的ですが、日々の買い物をいちいち記録するのが面倒な人も多いのでは。
そんな人にピッタリの、家計簿不要で無理なくできる支出の把握の仕方をご紹介します。
用意するものは、小さな箱3つだけ。
家計再生のプロがおすすめする方法で、楽しく貯蓄を増やしていきましょう。

「消費・浪費・投資」の3つの箱にレシートを分けて、支出を管理

やり方は簡単。小さな箱やカゴを3つ用意して、「消費・浪費・投資」に割り当てます。そこへ財布から出したレシートを分け入れましょう。

【消費】 生きていくために必要な支出

 例:日々の食事のための食材、トイレットペーパーなどの日用品、医療費など

【浪費】 今を楽しむための、いわゆる無駄遣い

 例:菓子や酒類などの嗜好品、衝動買いした洋服など

【投資】 必ずしも必要ではないけれど、将来につながる支出

 例:学費、勉強のための書籍代、健康維持のためのスポーツジム代など
レシートを3種類に分けるうちに、何をどのくらい「消費」しているか、あるいは「浪費」「投資」しているかがわかってきます。
1枚のレシートに消費・浪費・投資が混在している場合は、品目と金額をメモ用紙にかき分けて箱に入れましょう。
「消費・浪費・投資」の3つの箱にレシートを分けて、支出を管理

仕分けに迷ったときは

支出を「消費・浪費・投資」に分けるとき「これってどっち?」と悩むことも。基本的に自分なりの判断基準で分けてよいのですが、迷ったときのために事例を確認しておきましょう。慣れてくると、買い物をするときにも「これは消費? 浪費? 投資?」と考えるクセがつき、自然と無駄遣いを減らすことができます。
仕分けに迷ったときは

Q1. 疲れたので、大好きなスイーツを買ってしまった。これは浪費?

ANSWER
甘い物が今の自分に必要なら「消費」。さらに頑張るために必要なら「投資」。食べなくてもよかったと思ってしまったなら「浪費」に。

Q2. 健康を考えて、健康器具を買った。これは浪費? 投資?

ANSWER
将来の健康のためなら「投資」ですが、もし使わなくなって放置されるなら「浪費」以外の何物でもありません。購入自体を慎重に考えて。

Q3. 上司に誘われて飲みに行った。仕事の延長みたいなものだから「消費」?

ANSWER
上司との会食が将来に役立つなら「投資」。役立たないけれど、欠かせないおつきあいなら「消費」。「よく考えたら断ってもよかった」という誘いなら「浪費」です。

月末に1か月の支出を集計しよう

1か月分の支出の内容をおおまかに把握するため「消費・浪費・投資」に分けたレシートを、それぞれ月末に集計しましょう。
集計するときは、レシートがない支出を足すのを忘れずに。口座引き落としの家賃や住宅ローン、保険料、通信費、なども「消費・浪費・投資」に分けてください。クレジットカード払いのうち、レシートが出ない支出は、カード明細で確認します。単なる支出ではない「増やすためのお金(貯金や投資)」は、「投資」に入れます。いずれもメモ用紙に金額を書いて「消費・浪費・投資」の箱に分類すると、集計しやすくなりますよ。
月末に1か月の支出を集計しよう

消費・浪費・投資の理想の割合は

消費・浪費・投資の理想の割合は
「ためられる家計」には、「消費・浪費・投資」の理想の割合があります。月収の手取り金額を100とすると「70:5:25」。生きるために必要な消費はいちばん多い70%、浪費はグッと抑えて5%。貯金も含めた投資は25%確保すると、バランスの良い家計と言えます。
1か月分の「消費・浪費・投資」を集計したら、それぞれの手取りに対する比率を出してみましょう。理想の割合と比べて、どこが多すぎてどこが少なすぎるのか。意識することで、理想の家計バランスに近づいていきます。

メモ

年収800万円以上の場合は、消費はより低い割合に。投資はより高い割合になるのが理想です。
浪費は変わらず5%のままになります。

支出を把握する方法STEP.2

教えてくれた人

横山 光昭

  • 家計再生コンサルタント

プロフィール

ファイナンシャルプランナー。独自の貯金プログラムで主に個人指導を行い、1万5000件を超える赤字家計を再生。庶民派ファイナンシャルプランナーとして各種メディアで活躍中。著書多数。