料理

自宅で簡単! うまみ凝縮!
干しなすのつくり方と干しなすレシピ

干したなすは、まるで肉のような食感に。
自宅でできる干しなすのつくり方と干しなすを使ったレシピを紹介。

公開日:2018年11月2日

太陽の光を浴びて干された野菜は、うまみが凝縮され、生とは違うおいしさが楽しめます。
干し野菜の中でも“なす”は、干すことで肉のような食感になるのでおすすめです。
巻きずしやハヤシライスに使ったりと、幅広く活用できます。
干しなすのつくり方はとっても簡単。天気のよい日に、ほんのひと手間かけて干すだけ。
干し野菜は量が減るので、生よりたくさん食べることができ、食物繊維をたっぷりとれるのもうれしいところ。
干すことで保存性もアップするので、一度に食べきれないときや、
たくさんいただいたときなどに作ってストックしておくと便利ですよ。

干し野菜づくりの基本

野菜は、太陽の光にたっぷり当てて干すのが大切です。場所は日当たりのよい庭やベランダがおすすめ。屋外に干せない場合は、日当たりと風通しのよい窓辺でもかまいません。きのこ類は比較的早く乾きますが、屋外で干すよりも時間がかかります。小さく薄く切るなど工夫しましょう。
干すときは、野菜の下にも風が通るようにざるの上に置きます。揚げ物に使う網や乾物づくり専用のネットもおすすめです。
野菜の皮を残して干すかどうかは、お好みでかまいません。皮を残すとくせやえぐみが強くなり、戻す時間も長くかかります。
干し野菜づくりの基本

ポイント

  • 野菜を切るとき
    ・ 切る前にしっかり洗う
    ・ 厚みや大きさを揃える
    ・ 早く仕上げたいときは、薄く小さく切る
  • 野菜を干すとき
    ・ 切り口を上にして、すき間をあけて並べる
    ・ 果物など、水けの多いものはオーブン用の紙を敷くとくっつきにくい
    ・ 時々裏返す
    ・ 外に出しっ放しにすると、しけてしまうので、日が陰ったら取り込む
  • 干し野菜の保存
    ・ ジッパー付きの保存袋や密閉容器を使う
    ・ よく乾かした野菜は、冬なら常温で1か月間程度保存できる

干しなすのつくり方

太陽の照り返しを強めて、風通しをよくすることで、なすが乾きやすくなります。
肉厚な野菜は、この干し方がおすすめです。
干しなすのつくり方
  1. 1なすは皮をむき、2mm程度の薄さに斜め切りする。
  2. 2塩水(水カップ2に塩小さじ1)にさらしてアクを取り、サッと洗う。
  1. 3アルミホイルをしき、その上に足つき網をのせる。
  1. 42のなすを並べ、1日間干す。

干しなすのベジ牛丼

干しなすとたまねぎを甘辛く煮詰めて、ご飯に盛ればベジ牛丼の出来上がり。食べる人の反応を見るのも楽しい一品です。

【材料(2人分)】

干しなす 10g
たまねぎ(大) 1/2コ
好みの油 大さじ2
砂糖 大さじ1強
しょうゆ 大さじ1強
大さじ1
50ml~
ご飯 適量
好みで卵黄(鮮度のよいもの)、紅しょうが 各適量

【つくり方】

  1. 1干しなすは水につけて戻す(1時間程度)。つけている間は水をかえないこと。戻したら、ざるに上げて水洗いをしてよく絞る。
  2. 2たまねぎは薄切りにする。フライパンに油を熱し、中火でたまねぎを炒めて甘みを出す。
  3. 3たまねぎがしんなりしたら、水けをしっかり絞ったなすを加える。
  4. 4なすに油が回ったら、砂糖を直接振りかけて溶かし、しょうゆを加えて焼き色をつける。酒、水を加えて煮つめる。ご飯にのせて、好みで卵黄、紅しょうがを添える。

教えてくれた人

濱田 美里

  • 料理研究家

プロフィール

国際中医師、国際中医師薬膳の資格を持つ。最新の調理器具から伝統的な調理器具まで、あらゆる器具を使いこなし、家庭で再現しやすいレシピに定評がある。さまざまな料理本を数多く手がけ、雑誌、テレビ、講演、商品開発など、多方面で活躍中。関西と東京で料理教室を開催し、「一緒に料理して一緒に食べる」ことを大切にしている。