園芸・グリーン

ミニダイコンをプランターで育てよう

プランターでダイコンを育てるなら、長さの短いミニダイコンがおすすめ。白以外にも赤やピンクのものもあります。

公開日:2018年10月12日

大きなダイコンをプランターで育てるのは大変ですが、半分くらいの長さのかわいいミニダイコンなら、深めのプランターで育てられます。
大きなダイコンをそのまま小さくしたような白いダイコンはもちろんのこと、皮が赤やピンクのもの、中まで赤いものなど、さまざまな種類を楽しめます。
自家栽培のミニダイコンなら、新鮮さは抜群。葉っぱまでまるごと食べられます。

ダイコンは、1本の太い根が、地中にまっすぐ伸びる直進性の根菜。植え替えなどで根を傷つけると、根が分かれたり(又根)、曲がったりする原因になるので、育てる場所に直接タネをまきます。

[用意するもの]

ミニダイコンのタネ
プランター(幅30~50cm×奥行き30×35cm×深さ30cm以上/容量18~20L)
元肥入り野菜用培養土
鉢底石
支柱(鉄線などの曲がる支柱、90cm)
麻ひも
防虫ネット(90cm幅、目合い0.8~1mmで銀線入りのものがおすすめ)

[育て方]

1.タネまき
鉢底石を2cm程度敷いた上に、培養土をプランターの縁から3cm程度まで入れます。
ペットボトルのふたなどを押しつけて、プランターの対角線に2カ所(15~20cm間隔)、直径3cm深さ1cm程度のまき穴をあけます。そして1穴に4粒ずつタネをまきます。
タネをまいたら、周囲の土をかぶせ、手のひらで軽く押さえてまいたタネが動かないようにします。

メモ

1穴に4粒タネをまくのは、1粒まくよりもタネ同士が競い合って、成長が早くなるからです。
成長に合わせて間引きし、最終的には1穴に1本のダイコンを育てます。

2.防虫ネットを張る
アブラナ科のダイコンは虫がつきやすいので、植えつけたらすぐに、防虫ネットをかけます。
葉っぱが育ったときに、ネットが当たらないよう支柱をアーチ状に曲げてプランターの底までしっかり差し込み、その上から防虫ネットを被せます。
防虫ネットはふわっと大きめにかけ、麻ひもでプランターに固定します。防虫ネットの余分な部分はカットします。
麻ひもの代わりにリボンを使うと、かわいく仕上がります。
3.水やりをする
防虫ネットの上から、たっぷりと水やりをします。
防虫ネットは、虫は通しませんが、光や水は通します。
できるだけ日当たりのよい場所に置きましょう。
4.間引き
[1回目]
発芽して双葉が開いたら、4株のうち元気のない株を1株抜き、3株にします。
[2回目]
本葉が2~3枚になったら、もう1本抜いて2本に。
[3回目]
本葉が5~6枚になったら、さらに1本抜いてもっとも元気のいい株だけを残します。

メモ

間引くときは、ほかの株が一緒に抜けないように、残す株の根元を押さえて、ゆっくりと引き抜きます。
抜いた後は、株がぐらつかないように株元に周囲の土を寄せておきます。

5.追肥
根が太り始めるときに、タイミングよく追肥をすることで、よく太ったダイコンができます。
3回目の間引きのあとに、規定の倍率に水で薄めた液体肥料を施します。追肥はこの1回のみですが、葉の色が悪い場合は、2週間ほどあけて、もう一度追肥してもいいでしょう。

6.収穫
地上に出た根の直径が、6~8cmになったころが収穫期。
ただし、品種によって収穫適期の根の太さや、収穫までの日数が異なるので、タネ袋で確認しておきましょう。

【ミニダイコン栽培データ】

科名:アブラナ科
発芽適温(地温):15~30℃
生育適温(気温):17~20℃
病害虫:アブラムシ、アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、軟腐(なんぷ)病など

教えてくれた人

深町 貴子

  • 園芸家

プロフィール

東京農業大学短期大学部卒業。NHK「趣味の園芸 やさいの時間」の講師としてテレビで活躍。野菜作りの魅力を伝えている。