料理

ペーパードリップコーヒーを正しくいれる

コーヒーのポテンシャルを100%引き出すペーパードリップでのいれ方。
道具から抽出の手順までバリスタがご紹介。

公開日:2018年6月8日

ただ粉にお湯を注ぐだけのドリップなんてもったいない。
お家コーヒーの極意! 正しいペーパードリップのコーヒー抽出法です。
いれる人によって味に差が出やすいペーパードリップですが、
ちょっとしたコツと丁寧さで、風味豊かなコーヒーをいつも同じ味で楽しめます。

ペーパードリップコーヒー 準備編

必要な道具

ドリップポット
ドリッパー
ペーパーフィルター
コーヒーサーバー

ドリッパーの種類

ドリッパーの底の穴には、数の違いがあります。
すばやく抽出される3つ穴タイプは、雑味が出にくく軽やかな味わいに。
ゆっくり抽出される1つ穴タイプは、コクがあり濃厚な味わいになります。

いつも同じ味にするために あると便利な軽量の道具

はかり〔風袋引き機能(ゼロ点設定付き)〕、タイマー、メジャースプーン。
これらを用意すると、お湯や粉の量、抽出時間をはかっておくことで、均一な味を出すことがてきます。

ドリップポット

湯量や、注ぐスピードをコントロールしやすい、コーヒードリップ専用のポットを用意するとよいでしょう。
ポットがない場合は、注ぎ口が細い急須などを使えば代用できます。

メモ

ドリップポットは細いお湯が出るので湯量を調節しやすく、丁寧な抽出ができます。

ペーパーフィルターの正しい使い方

  1. 1ペーパーフィルター側面の圧着してある部分を折ります。
    裏返して、底面の圧着部分を側面の逆側に折ります。
  1. 2底の角をつまんで形を立体的にします。

メモ

立体的にすることでドリッパーにペーパーフィルターがフィットして、安定した抽出ができます。

ペーパードリップコーヒー 実践編

正しいドリップの方法

【2杯分】

コーヒー 25g
湯(85~90℃) 360ml
  1. 1コーヒーの粉を入れたら、少し揺らして表面を平らにします。こうすることで、湯の流れが一定になります。

メモ

抽出のときに、ぜひ使って欲しいのがはかり。正確な湯量を知ることができ、毎回安定した味を出すことが可能になります。

  1. 21投目のお湯は40ml。はかりの目盛りは40gになります。
    湯が粉に対して垂直になるように、中央に細く注ぎます。

メモ

ポイントは蒸らし。20〜30秒間おいて、粉を蒸らすことでコーヒーの成分が出やすくなります。

  1. 32投目のお湯は100ml、はかりの目盛りが140gになるまで。2と同じように慎重に、真ん中から“の”の字を書くように慎重にお湯を注ぎます。

メモ

ペーパーにお湯をかけないように。ペーパーにかけるとお湯が粉ではなく、ペーパーを伝わって落ちるので、コーヒーの成分を上手に抽出できません。

  1. 4表面が少しへこんだら3投目。中央に静かに100ml、目盛りが240gになるまで注ぎます。
  1. 54投目。後半は雑味が出やすくなるので、太いお湯をすばやく注いで、手早く抽出します。
    お湯は120ml、はかりの目盛りが360gになるまで注げば完成。

教えてくれた人

岡田 章宏

プロフィール

コーヒー消費量全国一の京都のバリスタ・コーヒー店店主。 「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2008-2009」優勝者。