美容・ケア

すぐ転ばない!
転倒予防トレーニング

なんでもない段差や傾斜で転びそうになっていませんか?
加齢とともに衰える筋力と注意力。
この二重課題運動で鍛えましょう。

公開日:2017年9月29日

若い頃にはなんでもなかった場所で、転びそうになったり、滑ったり。
それは、動くことと考えることが上手にリンクしなくなりつつあるからです。
運動と思考の2つの課題を組み合わせ、
体と脳を同時に刺激する「二重課題トレーニング」を行うことで、
加齢による転倒を予防することができます。

二重課題トレーニング1
イスで足踏み編

課題1.イスに座って早く足踏みをする

課題2.クイズに答える


イスに座って、5秒間早く足踏みをしながら、クイズに答えます。
ポイントは、足踏みのスピードを落とさないこと。最後まであきらめないで、考え続けること。
クイズを変えて、1日5回程度行うとよいでしょう。

二重課題トレーニング2
ステップ編

課題1.ステップを踏みながら手拍子をする

課題2.クイズに答える


右足を1歩前に出したら、次は左足を右足の横まで1歩進めます。今度は右足から1歩戻り、左足も戻します。この運動をリズムよく手拍子をしながら行います。
ポイントは、右足を前に出すときにクイズに答えること。リズムよくステップすること。最後まであきらめないで、考え続けること。
クイズを変えながら、3分間行いましょう。

メモ

【注意点】

・「イスで足踏み編」は安定したイスやイスが動かない場所で行いましょう。

・体調がよくない、血圧が高い、脈が早い、どうき、息切れのあるときは中止しましょう。

・足腰や膝に痛みがある場合は、この運動は控えて、持病のある人は医師に相談してください。

監修

山田実

  • 筑波大学 准教授

プロフィール

加齢による筋肉の衰え(サルコペニア)や心身機能の低下(フレイル)、転倒予防など健康寿命の延伸に向けた研究をしている。
保健学博士。理学療法士。