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なかなか抜けない!
耳に入った水を抜く方法

楽しい夏の水遊び。
耳に入った水が抜けなくて困ったこと、ありませんか?
これを知っていれば、もう大丈夫!

公開日:2017年8月4日

海やプールなどの水遊びをたっぷり楽しんで水から上がった後、
「耳に入った水が抜けなーい」ってこと、ありませんか?
ケンケンしながら頭を叩いたり、綿棒で取ろうとしたり…
試行錯誤するけれど、どうあがいても取れない。
そんな時は、簡単なこの方法でスッキリ解消しましょう!

これでスッキリ!!
耳に入った水を抜く方法

(1)手のひらに水を溜め、頭を傾けて水が抜けない耳に少量の水をそっと入れる。

メモ

鼓膜が破れている方や中耳炎の方は、しないでください。

耳に入れる水は、海水やプールの水ではなく、衛生面を考えて、水道水もしくはミネラルウォーターにしてください。
耳に水を入れて、少しでも痛みがあった場合は、すぐにやめてください。

(2)耳たぶの上の所を触って、入れた水を耳の奥まで届かせる。

(3)頭を反対方向に傾けると、水が抜けてスッキリ!!  

水がなかなか抜けないのは、どうして?

耳の穴の一番奥の部分は、角度が急になっていて、奥に窪みがあります。その窪みにはまった少量の水が、表面張力で耳の内部にくっついてしまい、頭を傾けても出てこなくなってしまうのです。
耳の穴の一番奥の部分は、角度が急になっていて、奥に窪(くぼ)みがあります。その窪みにはまった少量の水が、表面張力で耳の内部にくっついてしまい、頭を傾けても出てこなくなってしまうのです。

水を入れると、どうして水が抜けるの?

少量の水を耳に入れると、耳の奥の窪みにはまっていた水と合わさり、耳の奥の窪みより大きな塊になります。大きな塊になった水は、窪みにはまらずに頭を傾けるとスムーズに出てきてくれるのです。
水を入れると、どうして水が抜けるの?

少量の水を入れると耳の奥の窪みより大きな水の塊に(※1)

頭を傾けると、水が抜けてスッキリ!!(※2)

メモ

耳に水が入っても中耳炎にはならないので、自然に蒸発するのを待っても大丈夫。耳の中を傷つけることもあるので綿棒などで無理に取らないようにしてください。

教えてくれた人

笠井 創

プロフィール

耳鼻科医。夏になると毎週のように耳に水が入った患者を診察している。