ゆりやんレトリィバァの「Doki!Doki!英語学習」 vol.5
2023年3月3日(金)
NHKの国際サービス「NHKワールドJAPAN」で
番組MCも経験したゆりやんレトリィバァさんが
NHKワールドJAPANで放送した番組の中で、気になった英語表現を紹介!
ハロー!Everybody!
ゆりやんです!
みなさんは、下の「」の中の言葉をどのように漢字で書くかわかりますか?
袖触れ合うも「たしょう」の縁
答えは・・・
「多生」なんです。
「多生」とは仏教用語で、「何度も生まれ変わること」を表す言葉とのこと。
「袖触れ合うも多生の縁」とは道で見知らぬ人と袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの因縁によるものなので、疎かにしてはいけないという意味なんだそうです。
私、恥ずかしながらずっと「多少」って思っていました・・・
じつはこのことはNHKワールドJAPANの番組『Magical Japanese』で紹介されていました。
『Magical Japanese』は日本の自然や文化にまつわる言葉を紹介する番組で、
アイルランド出身の翻訳家で詩人でもある
ピーター・マクミランさんがナビゲーターを務めています。
『Magical Japanese』番組HPはこちら
この番組は、知っているつもりでも知らなかった日本語の意外な魅力を発見できるのがポイントなんですが、「多生」という言葉が正解だと知ってとても驚きました。
今回紹介したい英語表現は、この驚きの伝え方です。
『Magical Japanese』ではナビゲーターのピーターさんも私と同じように「多少」だと思っていたそう。
彼も番組を通して「多生」が正解だと知って、とても驚いていました。
その時に彼が言ったのが、こちらの一言です。
I was deeply moved when I realized that the word was meaning another life.
(私は『多生』が「前世、生まれ変わり」という意味だとわかった時、感銘を受けました)
そう。ピーターさんは驚いた気持ちを"deeply moved"と表現。これは、「感銘を受けた」とか「感動した」という意味なんだそうです。
私もはじめは驚きの方が強かったのですが、「多生」の意味を知って感銘を受けました。
そんな深〜い意味があったんやって思いましたね。
それにしても、知ったかぶりはダメですね〜
みなさんも素直な気持ちを大事 にしてください。
それでは、また!
チャオ!