これまでの放送 2019年2月22日(金)の放送
今回は楽器特集の中から、チェロ特集とコントラバス特集のリミックス!低音弦楽器の魅力にとことん迫ります!
リミックス低音弦楽器の魅力
今回は楽器特集の中から、チェロ特集とコントラバス特集のリミックス!低音弦楽器の魅力にとことん迫ります!
今回は楽器特集の中から、チェロ特集とコントラバス特集のリミックス!低音弦楽器の魅力にとことん迫ります!



チェロの魅力


チェロの魅力は、その音域の広さ。しかもただ広いだけでなく、低音と高音がバランス良くおさまっているのです。それゆえに、チェロだけでもステキな響きの音楽を作り出す事が出来るのです。スタジオでは4人のチェロの名手に集まっていただき、普段なかなか演奏される機会の少ない、チェロの四重奏曲を披露していただきました。
チェロ奏者のチェロ愛
チェリストといえばとにかくチェロを愛していることで有名。チェロを愛しすぎるあまり、他の楽器や歌のための曲をチェロのものにしてしまうこともあります。その代表例が、フォーレの「夢のあとに」。幻想的で美しいメロディーを持つこの曲ははチェロの人気定番曲として有名ですが、もともとは歌曲として作曲されました。その詩では、夢で出会った美しい女性と幻想的な世界が描かれ、夢から覚め現実に引き戻される主人公の嘆きが語られます。
コントラバスの魅力


低音と振動の大きさが魅力のコントラバス。メロディーを奏でることはめったにありません。しかし、低く長く伸びる音でオーケストラ全体の響きを支えたり、ソロの演奏がより輝けるよう、短い一音でサポートしたり、オーケストラの中では様々な重要な役割を担っているのです。人知れずみんなを支える、それがオーケストラでのコントラバスの役割なのです。
ゲスト
長谷川陽子(チェロ奏者)
「チェロって素敵でしょ」
profile
2017年にデビュー30周年を迎えた。日本を代表するチェロ奏者の一人。
チコントラバスの振動が大好き。毎日弾きながらルンルンしています。
矢内陽子(NHK交響楽団コントラバス奏者)
「コントラバスの振動が大好き。毎日弾きながらルンルンしています。」
profile
13歳でコントラバスを始める。洗足学園音楽大学弦楽器コースを経て同大学大学院を首席で卒業。2013年NHK交響楽団入団。
楽曲情報
- 「無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュード」
- バッハ
- 長谷川陽子(チェロ)
- 「即興曲作品30」
- クレンゲル
- 長谷川陽子、山本裕康、辻󠄀本玲、森田啓佑(チェロ)

- 「アメリカン・バスィズ」
- ルンズヴィック
- 矢内陽子、佐渡谷綾子、渡邉淳子、永田由貴(コントラバス)
- 「赤とんぼ」
- 山田耕筰
- ロベルト・グランチ
- 矢内陽子、佐渡谷綾子、渡邉淳子、永田由貴(コントラバス)

チェロって素敵でしょ