バックナンバーバックナンバーをみる

これまでの放送 2013年8月31日(土)の放送

おもいで編~人生を彩った名曲たち~ 夏の特別企画第二弾!名曲とのすばらしい出会いをテーマに
視聴者のみなさんの名曲にまつわる思い出をご紹介します
おもいで編
~人生を彩った名曲たち~
夏の特別企画第二弾!名曲とのすばらしい出会いをテーマに視聴者のみなさんの名曲にまつわる思い出をご紹介します

G線上のアリア
G線上のアリア

勇気をくれた名曲 ショパンの「英雄ポロネーズ」
群馬県 柴山康司さん(21歳)のエピソード

勇気をくれた名曲
ショパンの「英雄ポロネーズ」
群馬県 柴山康司さん(21歳)のエピソード

看護士をめざす柴山康司さんが「英雄ポロネーズ」に出会ったのは高校生のとき。力強い旋律に夢中になった柴山さんはこの曲に感激して、長らく弾いていなかったピアノを練習しはじめました。小学生のころにピアノを習っていましたが、興味がもてずにやめてしまった柴山さん。そんな彼を再びピアノに向き合わせたのがこの曲だったのです。1年かけて猛練習し、ついに「英雄ポロネーズ」を弾けるようになりました。そして学校の友人たちの前で初めて披露すると、すごい!と大絶賛。みんなの喜ぶ顔を見て、初めて自分に自信をもつことが出来たという柴山さん。あれから4年、勉強しながらピアノの練習を続け、少しずつレパートリーも増えてきました。いつか看護の場でもピアノを活かすのが彼の夢。その日のために、柴山さんはきょうもピアノを練習しています。

ルー大柴を導いた名曲「G線上のアリア」

ルー大柴を導いた名曲
「G線上のアリア」

ルー大柴さんが「G線上のアリア」に出会ったのは51歳のとき。当時のルーさんは、50代を迎えてこれからどうしよう、と悩んでいたころでした。ピークの時期よりも仕事が少なくなり、人生の折り返し地点。「G線上のアリア」を聴くと、自分が歩んできた道のりが思い出されてきたというルー大柴さんは、繰り返し何度もこの曲を聴いていたといいます。そして、そのころに出会ったのが今の事務所の社長でありマネージャー。「チェンジ マインドしましょう!」と彼に言われたルーさんは、「G線上のアリア」を聴きながらペットのどじょうをながめ、いも焼酎を飲むと最高にやる気が出たそうです。50代を迎えたニュー・ルー大柴へと歩み始めた思い出の名曲として、この曲はいまもルー大柴さんを支えています。

人生を決めた名曲 グリーグの「朝」
北海道 赤坂博さん(75歳)のエピソード

人生を決めた名曲 グリーグの「朝」
北海道 赤坂博さん(75歳)のエピソード

赤坂博さんが「朝」に出会ったのは55年前のある夏の朝でした。当時赤坂さんは、北海道から上京して東京の大学に通っていました。音楽が好きで合唱団に入り、うたごえ喫茶に通うなど大学生活を満喫しながら、将来について思い悩んでいました。卒業したら北海道へ戻るか、東京で就職先を探すか。これから先どうやって生きていこうか。そんな大学3年の夏、赤坂さんは北海道へ帰省します。上野から汽車で14時間かけて青森へ。そして青函連絡船に乗り、将来のことをぼんやり考えながら海をながめていました。水平線に朝日が昇りはじめたそのとき、船上にグリーグの「朝」が流れたのです。その美しい光景に感動して、ただ涙が溢れて止まらなかったという赤坂さん。この先にふるさとの大地が待っている。北海道に戻ることを心に決めた、そのきっかけとなったのが「朝」でした。卒業後に北海道に戻った赤坂さんは、仕事の傍ら合唱団を結成するなど、地元北海道で音楽の輪を広げていきました。そして今、念願のアンサンブルを結成して音楽人生を楽しんでいます。あの日の「朝」の輝きは今も赤坂さんの人生を照らしています。

ゲスト

ルー大柴
(タレント)

ルー大柴(タレント) ルー大柴(タレント)

楽曲情報

ポロネーズ 変イ長調
「英雄」から
G線上のアリア
「ペール・ギュント」の
「朝」から
①ショパン
②バッハ(ウィルへルミ編曲)
③グリーグ
①横山幸雄
②千住真理子(バイオリン) 山洞智(ピアノ)
③東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)
川瀬賢太郎(指揮)
バイオリン 弓

Page Top