大河「光る君へ」で源氏物語テーマの演目 京都祇園「都をどり」前に写真撮影
- 2024年02月22日
京都に春の訪れを告げる芸妓や舞妓による舞踊公演「都をどり」が行われるのを前に、公演のための衣装で写真撮影が行われました。
祇園甲部で「都をどり」の写真撮影
京都市東山区にある花街の一つ「祇園甲部」では、毎年4月に舞踊公演「都をどり」を開催しています。
19日は、パンフレットなどに使われる写真撮影が、公演会場となる「祇園甲部歌舞練場」で行われました。
撮影は、舞妓や芸妓が公演のための華やかな衣装を着て、順番に行われていました。
ことしの「都をどり」は 源氏物語がテーマ
主催者によりますと、ことしの「都をどり」は、明治5年の初公演から通算150回目の節目になるということです。
ことしは大河ドラマ「光る君へ」にちなみ、源氏物語をテーマにした演目が、3つ用意されているということです。
舞の指導を担当する京舞井上流の五世家元 人間国宝 井上八千代さん
先人の努力で都をどりをつないできて、150回を迎えられることをうれしく思います
舞妓 槇沙子(まさこ)さん
源氏物語にちなみ、御所車などがあしらわれた衣装にも、注目してほしいです
「都をどり」は4月1日に開幕します。