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【京のええとこ】京都 北区 北区を満喫!デジタルスタンプラリー
京のええとこ連れてって
菅江隆一(リポーター)
2023年04月07日 (金)
2023年4月7日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちらから(放送後1週間配信)
放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!
京都市北区では、スマートフォンを使って神社仏閣や商店街を訪ねスタンプを獲得する、デジタルスタンプラリーが行われています。
5つ以上集めると、北区ゆかりの特典が受け取れます。
今年度から新しく仲間入りした菅江隆一リポーターが、スマホを片手に北区を巡ります。
菅江リポーター、大学時代に地下鉄北大路駅周辺をよく通っていたとのこと。
なじみの場所からスタートです。
北区に詳しい、作家の望月麻衣(もちづき・まい)さんにご案内いただいて、巡ります。
望月さんは「京都寺町三条のホームズ」など京都を舞台にした作品を数多く手掛けており、北区の取り組みの応援大使もされています。
現在行われているデジタルスタンプラリーは、北区を11のエリアに分け、それぞれのエリア数か所にスタンプを獲得できるスポットを設置。
スポットにはQRコードが掲示してあり、それをスマホで読み込んで集めていきます。
望月さんが北区を舞台にした作品を書いたことから、北区と一緒に街を盛り上げようと取り組みが始まり、このスタンプラリーもその一環です。
地下鉄北大路駅の改札内にもスタンプスポットがあり、まず1スタンプ目を獲得して出発です。
まず移動したのは、歩いて20分ほどの建勲(たけいさお)神社。
「けんくんさん」の愛称で親しまれています。
望月さんは、ここを小説の舞台にしようと取材に来たことがあります。
その際、境内の石段をのぼり、どのくらい疲れるのか、石段が何段あるのか、何段から汗をかき始めたかなど、細かくリサーチしたそうです。
この実体験は、北区が舞台の「京都船岡山アストロロジー」の一節で、
「建勲(たけいさお)神社は船岡山の中腹にある。そのため、結構な石段を登らなくてはならない。階段を半分まで上がった頃には、額に汗がにじみ始めていた」
と描かれました。
およそ100段の石段をのぼり、本殿に到着。明治2年創建、織田信長をまつる神社です。
お参りの際、「祓串(はらいぐし)」を手に取って、自ら身を清めます。
望月さんの作品を読んで、神社を訪れる人も多いそうです。
金毛閣(きんもうかく)と呼ばれる、国の重要文化財の三門がある大徳寺でもスタンプを獲得できます。
続いては、大徳寺から歩いて10分ほどにある新大宮商店街にやってきました。
漬物屋さんのご主人が話しかけてくれたり、豆腐屋さんのお母さんが商品の説明をしてくれたり。
みなさん気さくに対応してくださいます。
商店街の組合事務所がスタンプスポットになっていて、こちらで4つ目を獲得しました。
最後に訪れたのは、世界遺産・上賀茂神社。
その門前にある和菓子屋さんで、スタンプを獲得できます。
このお店で、スタンプ5つコースのクリア特典が受け取れます。
やきもち2個と、さらに、望月さんが書いた書下ろしショートストーリーを受け取ることができます。(4月16日以降は特典の内容が変わります)
案内してくださった望月さんは、
「スタンプラリーを通して、普段はいかないようなところ、知らないところ、気付かなかったところも見つけていただけたらうれしい」
と話していました。
「春の北区を満喫!デジタルスタンプラリー」は、2023年5月15日(月)まで開催されています。