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【京のええとこ】道の駅 南丹市日吉町 うまみたっぷり!旬の黒枝豆

京のええとこ連れてって

執筆者のアイコン画像平田惟(リポーター)
2022年10月14日 (金)

2022年10月14日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちら(放送後1週間配信)

放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!

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今回は南丹市日吉ダムのすぐ横にある、「道の駅 スプリングスひよし」を訪ねました。

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ダムの堤防は高さ70m近く。放水ゲートの近くまで行って間近で見学できるほか、堤体の内部を見学することができます。

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中は天井が高く、ひんやりとした空間。
ダムの仕組みや、大量の水を流すためのゲートも見ることができました。

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そのダムのすぐ横、広い敷地にたつのが「道の駅スプリングスひよし」。
売店やレストラン、天然温泉もあり、年間40万人が訪れる施設です。
その中でも、今人気なのが…

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敷地の芝生広場にあるキャンプスペースです。
この日、東京から来たキャンプは初めてというご家族が宿泊されていました。
初心者でも気軽に利用できるように、食事までキャンプに必要な道具や食事がついたテントが用意されていて、幅広い年代が訪れています。

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道の駅の直売所には地元産の新鮮な野菜がずらりと並んでいます。
その中で、今一番のおすすめだと教えていただいたのが、「黒枝豆」。
黒豆が熟しきらないうちに早取りをした枝豆で、ちょうど出始めた時期です。
とっても新鮮。枝付きで販売されていました。

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黒枝豆を求めて、70世帯が暮らす日吉町の生畑(きばた)地区を訪ねました。
農家の中原哲(さとし)さんと、妻の香織さんです。

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一見葉っぱばかりの畑ですが、かき分けると、根元の方に大きな豆が入ったさやがたくさんついていました。
山に囲まれた場所に畑があるため、昼夜の寒暖差は15℃近く。
それが、甘みとうまみが凝縮した黒枝豆を生み出します。
中原さんの畑ではちょうど収穫が始まった時期。
葉をかき分け、一株ずつ、豆の大きさをチェックしながら刈り取っていきます。

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中原さんは5年前に大阪から移住。近所に住む湯浅清和さん(92)に、黒豆づくりを教わっています。
黒豆は“苦労豆(くろうまめ)”とも呼ばれるほど栽培が大変な作物。
体力が必要な作業は、中原さんたち若い世代が引き受け、分担しています。
湯浅さんご夫妻は、若い人たちがきたことで、いまも黒豆づくりを続けられていると喜んでいました。

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収穫の後は、枝からさやを取り外し、傷がついていないかをチェックする選別作業があります。
この作業には高齢の方も参加します。
おしゃべりも楽しんで、井戸端会議のような雰囲気でしたよ。

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とれたばかりの黒枝豆を食べさせてもらいました。
まずはさやの両端をカットします。こうすることで、中にしっかり塩分が入るんだとか。
あらかじめ塩もみし、さらに塩をたっぷり入れて沸騰させたお湯で15分ゆでると…
大粒でほくほくした甘みの黒枝豆が出来上がります!

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集まってみなさんと試食しましたが、みんな絶賛。
ことしは“当たり年”だとおっしゃっていました。
中原さんは、この地域の味を守り続けていきたいと話されていました。


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