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【京のええとこ】福知山市 アイデア満載!くり農家
京のええとこ連れてって
大森華子(リポーター)
2022年10月07日 (金)
2022年10月7日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちら(放送後1週間配信)
放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!
今回は福知山市夜久野町を訪ねました。
秋晴れが気持ちいい日でした。
見つけたのは焼きぐりの直売所。
辺り一面にいい香りが漂っていました。
販売しているのは、くり農家の藤原孝一さん。
自身で栽培した丹波くりを直売しています。
焼きたてのくりをいただきました。
気候に合わせて、焼き加減を調整するので、中はしっとりジューシーです。
どうしてこんなにおいしいのか、畑に案内してもらいました。
およそ1.7ヘクタールの土地に、1000本近くのくりの木が植えられています。
かつて火山のあった夜久野町。
火山灰を多く含む土によって、いいくりが育つんだそうです。
父の跡を継ぎ、くり栽培を行う藤原さん。
いろいろな方法を試すアイデアマンなんです。
国内では珍しいくりのジョイント栽培に取り組んでいます。
害虫対策には、虫よけ効果のあるみょうがを植えています。
さらには、熊よけのため、夜中にラジオを流すなど、いろいろな方法を試して、栽培をおこなっています。
収穫後にも、もうひと手間かけます。
マイナス1度からマイナス3度で一か月以上熟成させます。
通常のくりの3倍近い糖度になるんだそうです。
奥さんの千佳子さんに、くり料理をごちそうしていただきました。
作るのは「くりのてんぷら」
皮をむいたくりに衣をつけ、揚げるだけです。
衣はサクサク、中はホクホクです。
藤原さんのお宅では、おやつやおつまみとして食べることもあるそうです。
本当のくりの香り、くりの味を知っていただきたいと藤原さんはいいます。
秋の味覚、丹波くりを堪能した旅でした。