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- 2018年05月25日 (金)
桜のお花見 まだできますよ!
こんにちは!大関栞奈です。
5月17日(木)「ほっとニュース北海道」で、満開の根室の桜を中継で紹介しました。
“日本で一番遅い時期に咲く桜”として知られる、根室市のチシマザクラ。
今年は去年より2日早い開花でした。
(根室市は8年前に測候所が閉鎖され、今は市と観光協会が独自で観測を行っています)
中継した根室市・清隆寺(せいりゅうじ)の境内には
26本の桜が植えられていて、そのほとんどがチシマザクラ。
枝が横に広がっていて、ドームのような形。
丈が低いため、顔を近づけて鑑賞できるのがいいですね。
枝先に、多いもので10輪ほどの花が寄り添うように咲くのも特徴です。
貴重な古木もありますよ。
明治初期に国後島から寺の檀家のひとりが持ち帰ったもので、
樹齢はおよそ150年。他の木の倍以上生きています。
今年は北海道命名150年。ほぼ同じ年月を根室の地で過ごしてきたのですね。さすがに年々花の付きが少なくなってきましたが、
清隆寺のご住職やそのご家族の皆さんが、毎年土に肥料をあげたり、
「また花を咲かせてね」と声をかけたりと、
愛情を込めて手入れをしてきました。
それに応えるように今年も花を咲かせています。
清隆寺の副住職の細川大憲さんによると、桜は今度の日曜までは楽しめそう。最後の“お花見”のチャンスです。
※清隆寺は夜のライトアップは行っていません。
境内での飲食もできませんので、ご注意ください。