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阿蘇支局 高橋 遼平

2018-10-19
はじめまして!阿蘇支局にやってきて2か月、高橋遼平です。よろしくお願いしま す。
私の出身は、自然豊かな北海道。自慢になってしまいますが、水がとてもおいしいんです。
ただ、そんな私も驚いてしまったのが、阿蘇の湧き水のおいしさです。
コップ
まろやかな口当たりで、ほんとうにおいしい水なんです。
この湧き水を使った、ある「おいしい体験」が海外からの観光客にも話題になっています。

流しそうめん
こちら、湧き水の「流しそうめん」です。
観光客
この日、訪れていたのは、香港からの観光客。
感想を聞いてみますと、「おいしい」「かっこいい」と満足した様子。
店によりますと、こうしたアジアからの観光客、多いときには1日におよそ40人も訪れているそうなんです。

見つけづらい
しかし、この店、海外へのPRを一切していません。
商店街からも少し離れた、見つけにくいこの店。
海外からの観光客がなぜ知っているんでしょうか。

訪れた観光客に聞いてみると、その答えは「インターネット上の口コミ」。
SNS全盛時代、口コミは全世界をかけめぐるということですね。

店主 木下英夫さん
店主の木下英夫さんは当初、驚きを隠せませんでした。
しかし、訪れた客に話を聞いていくうちに、なぜ外国人が喜ぶのか徐々に分かってきたといいます。
「よく考えてみると、『流しそうめん』は日本文化の象徴なんですよ」
日本文化の象徴!?
「水で流したそうめんをすくいあげて食べるという遊び心、涼しさを演出して夏の暑さをやわらげるという四季に合わせた工夫。
 日本文化が詰まっているでしょう」

なるほど!

木下さん
この「流しそうめん」の人気ぶりに木下さんは確信めいたものを感じています。
「定年退職後には地域おこしに携わりたいとこの店を始めましたが、よわい70を越えてはっきりと分かってきました。
 どこかほかの地域でうまくいっていることをまねするのではなくて、その地域にしかないもの、体験できないことを磨き上げていくことが、
 真の地域おこしなんです」


湧き水を使った「流しそうめん」。
人気の裏には、その地域でしか味わえない強みをいかすという、観光産業での「勝利の方程式」があるのだと感じました。


今回ご紹介したのは、「かんざらしの店 結(ゆい)」(阿蘇市一の宮町宮地3204)です。
涼しくなってきた最近は、温かいお湯を使った「にゅうめん」も出しているとのこと。
皆さんも、阿蘇のおいしい水を生かした「日本の食」に触れてみませんか?

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