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天草支局脇崎友美

2018-10-02
天草の窯元で、早くも来年のえと「いのしし」の置物作り。
こんにちは、天草支局の脇崎です。
朝晩は涼しさも感じられ、いよいよ秋本番だなあ、と感じられる近頃の天草ですが、
今回は秋を通り越し、来年の「えと」に関する話題についてお伝えします。

脇崎記者脇崎記者脇崎記者

お邪魔したのはこちら、天草市天草町にある窯元「高浜焼寿芳窯」です。
透明感のある白地が特徴の、日常使いしやすい焼き物が作られています。

脇崎記者

原料は地元産の「天草陶石」。
この「天草陶石」は江戸時代の蘭学者、平賀源内が「天下無双の上品」と絶賛したといい、
今でも日本国内で産出される陶石の8割を占めています。
有田焼や清水焼といった有名な焼き物にも使われているそうです。

脇崎記者

その「天草陶石」を使って作業が進められているのが来年のえと「いのしし」の置物作りです。
作業場を見学させてもらいました。

脇崎記者脇崎記者

細かく砕いた天草陶石を粘土状にして水に溶かしたものを石こう型に流し込み、ほどよく水分が抜けたところで型から取りだします。
気温や湿度によってタイミングを変えているということ。
その後、「バリ」と呼ばれる余分な部分を削ったり、水でぬらした筆で表面を整えるなどして乾燥させます。
作業は素早く、しかも丁寧な職人技の連続。
すごい!

脇崎記者脇崎記者

乾燥させたものを一度素焼きし、さらに釉薬をかけて焼くと、こちら!
輝くような白さが美しい、いのししの置物が完成します。
種類は3つありますが、私は、ころんとした「うり坊」に特に心ひかれました。
手のひらサイズで、とてもかわいらしいんです。

脇崎記者脇崎記者

職人歴30年、工場係長の中本剛さんは「来年もいい年になりますよう、
縁起物として飾ってほしいです」と話していましたよ。

高浜焼寿芳窯は、ことし世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ、
天草市のサキ津集落から車で15分ほどの場所にあります。
この寿芳窯を含め、天草下島西海岸にある9つの窯元では、10月5日から9日まで
「秋の窯元めぐり」が開かれます。新作の販売や陶芸体験、スタンプラリーなど盛りだくさん。
ドライブがてら、秋の天草へぜひ遊びにお越し下さい!

※サキは立へんのサキです。



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