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県北支局 嶋村

2018-09-10
こんにちは。県北支局の嶋村です。
今回は、風に乗って山鹿市鹿北町に舞い降りた、赤い風船がつないだ不思議な「縁」の話題です。
県北支局 嶋村

風船を飛ばしたのは、山鹿市から100キロも離れた山口県宇部市の中学2年生、枡永みりさん。
7月28日に宇部市のキャンプに参加した際、願いごとを書いて空に放つイベントがありました。
この日、キャンプに参加した子どもたちはおよそ50個の風船を飛ばしたんですが、
風船には『どこまで飛んだのかな、教えてください』と、
拾った人に 連絡をお願いする紙がくくり付けてあったそうです。
県北支局 嶋村

すると、風船を飛ばして数日が経った8月4日、
みりさんが飛ばした風船を拾った山鹿市鹿北町椎持の農家の吉川成彬さん(81)・美知代さん(73) 夫婦から、
宇部市に電話があったということなんです。

ところが、宇部市の担当者は、うっかり、電話をしてくれた美知代さんの名前や詳しい住所、連絡先を聞くのを失念。
そのまま電話を切ってしまったんだそうで す。
みりさんには、いったい誰が拾ってくれたのか、わかりません・・・

それでも、「どんな人が拾ってくれたのか知りたい、お礼が言いたい」と思ったみりさん。
電話でかろうじて伝わっていた「熊本県山鹿市鹿北町」の地名の手がかりなどをもとに、
母親のりかさんと一緒に拾い主の「大・捜索作戦」に乗り出しました!
まずは鹿北町の市民センターやJAの支所などに電話。でも拾い主は見つからず・・・。
熊本の新聞社に電話して相談、拾い主探しの記事も投稿してもらいました。

こうしたみりさんたちの熱意を受けて山鹿市鹿北町でも捜索が本格化。
地域の人たちがFacebookで情報提供を呼びかけたり、道の駅に貼り紙をするなどしたところ、
道の駅を訪れた美知代さんの夫の成彬さんが貼り紙に気づき、山鹿市に名乗り出ました。

そして夏休み最終盤の8月30日。
みりさんはようやく、両親とともに山鹿市を訪れ、吉川さん夫婦と対面を果たすことができました〜。
県北支局 嶋村
県北支局 嶋村

風船が舞い降りた田んぼを案内してもらったみりさんは
「こんなところまで飛ぶなんてすごい」と驚いた様子。
県北支局 嶋村


吉川さんが保管していた、しぼんだ赤い風船を受け取ったみりさんは
「拾い主を探すなんて無謀だと思っていたけれど吉川さんに会えてうれしいです。
  連絡をくださってありがとうございました」
とお礼を伝えていました。
県北支局 嶋村


中学でソフトテニス部に所属しているという、みりさんが風船に書いた願いごとは「大会での団体優勝」。
みりさんは
「10月にあるソフトテニスの大会で優勝できそうな気がしてきました。
  チームメイトと一緒にまた鹿北町に来たいです」
と笑顔を見せていま した。

吉川さん夫婦は
「風船を飛ばした中学生はどんな子かなと楽しみに待っていました。
  せっかくここまで風船が届いたので願いをかなえて大会で優勝してほ しい」
と、みりさんを激励していました。

別れ際には連絡先を交換していたみりさんと吉川さんの家族。
1つの風船がつないだ宇部市と山鹿市との間で、交流が続いていくといいですね。
県北支局 嶋村




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