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県南支局 東 義徳

2018-08-07
こんにちは。県南支局の東です。
今回は、江戸時代に細川家の御用菓子として親しまれ、
徳川幕府への献上品だったとされる「加世以多(かせいた)」についてお伝えします。
「加世以多」の原料となるのは、バラ科の植物、「マルメロ」。
マルメロの実
マルメロの実
「加世以多」は、このマルメロの実を煮て裏ごしし、煮汁と砂糖を加えてさらに煮詰めて作ります。
ヨウカンのような食感で、ほのかな甘酸っぱさが特徴の、素朴なお菓子なんだそうです。

宇土市走潟町の住民たちは、現代に「加世以多」をよみがえらせようと、現在、マルメロの栽培に取り組んでいます。
走潟町に住む人たちが「走潟マルメロ会」を発足させたのは5年前。
かつて細川家の命で地元でたくさん栽培されていた「マルメロ」を再び広めようと、
長野県から苗木を取り寄せ、公民館の敷地や民家の庭など、町内23か所に植栽しました。
会のメンバー20人が持ち回りで、虫による被害を防ぐ袋かけや防虫剤の散布などの世話を地道に続け、
次第に、まとまった量の「マルメロ」の実が収穫できるようになったんです。

私は、先日8月6日に、公民館の建物の横で育てられている「マルメロ」を見せて頂いたのですが、
直径12センチほどの大きさに立派に育った黄緑色の実が、たくさん枝からぶら下がっていました。

「走潟マルメロ会」は今年1月に、去年収穫した「マルメロ」を使って、1回目の試作を実施。
加世以多
マルメロの実
9月中に、いま育てている「マルメロ」の実の収穫と、2回目の「加世以多」の試作を行う予定にしています。

会のメンバーたちは、
「加世以多の復活だけではなく、マルメロを使ったジャムやゼリーなどの加工品も作り、
 地域の新たな名物として定着させていきたい。」
と意気込んでいましたよ。
走潟マルメロ会
「走潟マルメロ会」の一部のメンバーたち

私もいつか、味わってみたいです!

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