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熊本地震その先へ
~未来を造る女性の力~

vol.6

 星下 かなみ
Kanami Hoshishita
-TGC KUMAMOTO 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION 市民モデル -

ママだからこそ、輝けるモデルに

「『子育てがあるから、何かを諦める』のではなく、
ママだからこそ、目標を持って生きることを大切にしたいと思い、
TGC(※)に出ようと決めました」

市民モデルとして、4月に開催されたTGCの
ランウェイを歩いた星下かなみ。

熊本地震その先へ~未来を造る女性の力~

モデル活動は去年始めたばかり。「人前に出るのは苦手だった」が、
「ママも輝ける」という思いを胸に、晴れの舞台で一歩を踏み出した。


2児の母

2児の母の星下。
日中は午前9時から午後5時まで、会社員としてフルタイムで働く。
そして、週に1度、熊本市内のモデル事務所でウォーキングの練習に励む。
朝は5時に起き、子どもたちのご飯を作ってから、身支度を調える。

「子育てにルールはありません。
気分屋で、朝起きるのにぐずる、だっこを急にせがまれる、ご飯は食べてくれない。
その時々で難しいし、大変だと感じることもあります」

熊本地震その先へ~未来を造る女性の力~


ママでも自分の人生楽しむ

せわしい日々を送る自分の姿を見て、子どもはどう感じるか。
ふだんの仕事や子育てもやりながら、
新しいことに挑戦し、いきいきとした自分を育てていく。
ママでも、自分の人生もしっかり楽しむ。
そうした姿を見せるのが、子どもにも良いのではないかと考え、
モデルを始め、憧れだったTGCの市民モデルに応募することを決めた。


原点は母親

「何かを諦めるのでなく、目標を持って生きたい」と思う原点には、
幼い頃に父をなくし、1人で育ててくれた母親の姿があった。

「父を亡くした母は、『悲しいところをみせまい』と、精いっぱいでした。
同じママの立ち場になり、子どもは、
親が悲しむ姿を見ると悲しくなる、楽しむ姿を見ると楽しくなると分かり、
母が精いっぱいだった理由に気づきました」

熊本地震その先へ~未来を造る女性の力~

当日、1万人を超す観客のなかで、ランウェイを歩いた星下。

熊本地震の復興につなげようと開催されたTGCに、
みずからも被災して車中泊を経験した星下は
「支援してくれた人への恩返し、少しでも明るい姿を」という思いも込めた。

熊本地震その先へ~未来を造る女性の力~

「練習でうまくいかないこともあり、つらい時もありましたが、
かけがえのない経験ができて、笑顔で楽しめました。
子どもたちには、困難があっても乗り越えられる存在になって欲しい。
だから、TGCを最後のステージにするのではなく、
この経験をいかして、自分自身『もっと頑張るぞ!』って、改めて思いました」

「諦めないママ」のロールモデルになりたい。
次のランウェイを目指して、きょうも、ウォーキングに磨きをかける。


(※本文中の「TGC」が指すのは「TGC KUMAMOTO 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」です。)

Text & Photographs By Yusuke Nishimura

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