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熊本地震その先へ
~未来を造る女性の力~

vol.4

 貝崎 加代子
Kayoko Kaizaki
-益城町広崎仮設団地 自治会長-

見えない未来逃げずに生きる

仮設に住む、母の朝

母、貝崎加代子の朝は早い。

午前2時半、益城町の仮設団地の一室。
弁当を作る台所は、ひっそりとした灯りで照らされている。

ともに暮らす3人の子どもたちを
起こしてはいけないと配慮して。

身支度を整えて向かうのは、団地の駐車場。

大型トラックの運転免許を取得し、
春から物流のドライバーとして働いている。

障害のある娘の在宅介護も行っている。
「介護しながらできる仕事を求めた」結果、今の職に就いた。
毎朝3時に出発、遠く離れた人吉へ。
宅配便など配達を済ませて団地へと戻ってくる。

熊本地震その先へ~未来を造る女性の力~

追いこまれる生活

益城町で暮らし始めたのは、20年前。
2度の震度7の地震に襲われ、住んでいたアパートは全壊、
日常は一気に奪われた。

町内で最も早く建てられた仮設団地へ入居できたが、
部屋に4人で住む十分なスペースはない。

時折、子どもたちの邪魔にならないように

台所の狭い空間で寝袋をかぶり夜を明かす。

「どうすればいいか。何から始めたらいいのか」
再建への悩みに、眠れない日もある。

地震以降、体重は14キロも減った。

※崎は立へんのさきです


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