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熊本県知事選告示まで1か月

注目点、そして立候補を表明した幸山政史氏と木村敬氏の政策は?
  • 2024年02月09日

県知事選挙は3月7日の告示まで1か月を切りました。
選挙の注目点、そして、立候補を表明している幸山政史氏と木村敬氏はどのような候補なのかを渡邊功記者が解説します。

2人はどのような候補?

幸山政史氏

先に立候補を表明したのは、幸山政史(こうやま・せいし)さんです。去年12月でした。
熊本市出身の58歳。2002年から熊本市長を3期12年務めました。
県知事選挙には前々回、前回に続いて3回目の挑戦です。

木村敬氏

そして年が明けて1月9日。木村敬(きむら・たかし)さんが立候補を表明しました。
東京都出身の49歳。元総務官僚で、先月まで3年あまり副知事を務めました。
蒲島知事が東京大学の教授をつとめていた時の教え子で、自民党が推薦を決めています。

渡邊記者

現職の蒲島知事が立候補しないことを表明したため、16年ぶりに新人の知事を選ぶ選挙で注目度も高いといえます。

年齢は幸山さんが58歳、木村さんが49歳。
蒲島知事が今77歳ですから新しい知事を選ぶにあたり世代交代という面もあります。

渡邊記者

4期16年続いた蒲島県政を継承するのかどうか、そこも注目のひとつです。2人の記者会見などからキーワードを見ていきます。

“キーワード”で見る2人

幸山さんは、「開かれた県政」という言葉を使いました。
「熊本はいま重要な時期で、期待と不安が交錯している。誰もが発言していいという開かれた県政を目指す」と述べました。

木村さんが使ったのは「発展的継承」という言葉です。基本は継承という立場ですが
「良き流れは継続する一方で足りなかった点は改革していきたい。新しい未来を感じる、熊本新時代を作りたい」とも述べています。

TSMCの進出について

幸山さんは、TSMC進出にともなう経済波及効果を県内全域に広げるとしています。
そのために、増収が見込まれる県税などを活用して、波及効果が届きにくい地域を中心に、その地域の特性に沿った形で地場の企業の育成に努めていくとしています。

一方の木村さんは、副知事として、TSMCの熊本進出の下地づくりに携わってきた経歴があります。木村さんもTSMCの経済効果を県内全域に広げると訴えています。
市町村と連携して「地域未来創造会議」を立ち上げ独自の振興策を実現させるとしています。

大きなインパクトをもたらすTSMC進出の経済効果を県下全域にもたらしたいという点では2人一致しています。それをどう実現させるのか、手法なども注目したいです。

渡邊記者

ただ、TSMCの進出は良い面だけではありません。交通渋滞の悪化や人材不足など解決しなければならない課題も多くあります。
それらの解決に向けた政策も見ていく必要がありそうです。

災害対策・復興政策について

続いて、災害対策や復興政策です。
熊本地震や豪雨災害からの復興を進めるという点では一致しています。

主な違いは治水対策の考え方です。
ふだんは水を下流にそのまま流す「流水型ダム」が今、球磨川の治水対策事業で計画されていますが、
この流水型ダムの導入について、2人の立場は次の通りです。

幸山さんは「賛成か反対か言える状況にない」として、環境への影響などを検証すべきと訴えています。

一方、木村さんは現状の方針を進めつつ住民の理解を得る努力は続けるべきだという考えです。

そのほかの訴え

幸山さんは、県の旅行支援事業の助成金の不適切受給を巡る問題について第三者の調査委員会だけにとどまらず、徹底して調査するとしています。

一方、木村さんは生まれた時から左手の手首から先がないという障害があります。
そうした経験を踏まえ福祉政策にも力を入れていきたいとしています。

渡邊記者

3月7日の告示に向けて、他にも立候補を表明する人が出ないか、表明した2人はどういう主張を展開するか、取材を続けたいと思います。

クマロク!「県知事選告示まであと1か月・最新の動きは」

2月7日(水)放送。NHKプラスの見逃し配信は2月14日(水) 午後6時59分まで!

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(2/14(水) 午後6:59 まで)

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