ページの本文へ

NHK熊本WEB特集 クマガジン

  1. NHK熊本
  2. 熊本WEB特集 クマガジン
  3. ことば塾「誤った活用」法性アナ

ことば塾「誤った活用」法性アナ

なぜ、間違い!?
  • 2023年05月17日

今回のテーマ「誤った活用」

 この文章を正しく直すと・・・

 

こうなります。「これは誰でもわかるよ~」と思ったそこのあなた!なぜ「違くて」は違うかちゃんと説明できますか?

「違う」について

 「ちがくて」が間違っている理由、それは「『違う』は動詞なのに、形容詞の活用をさせてしまっていること」です。ことばで説明すると少し難しいですね(笑)。まず形容詞とは、語尾に「い」がつく名詞を修飾する言葉です。

小中学校などで学びましたね。活用形。

これが「形容詞」の活用表です。 

そして今日のテーマ「違う」はお伝えした通り「動詞」。活用形は以下の通りです。

 注目は「違う」の「連用形」。「違「い」」です。この「い」が諸悪の根源・・・。

本来は、動詞が変化した形の「違い」という言葉なのに、これを「形容詞の『い』」と誤って捉えて、形容詞の活用形に当てはめてしまっているので「ちがくて」は間違いになるわけです。 

「~みたく」は誤り?

私も過去に使ってしまったと反省していることば・・・。

もちろん誤り。正しい使い方は。

 これは「助動詞」です。またまた活用形。少々頭が痛いですね(笑)

「みたく」という活用はないことがわかります。 この言葉が紛らわしいのが、会話で使う時に語尾を省略することです。 

この「だ」のように。 そうすると、語尾が「い」になる。 この「い」は「近い」などの形容詞の「い」とは違います。 ですから、「近い」を「近く」とするように「みたい」を「みたく」とするのは誤りなんです。 

「過去最大に理解が難しい回」なんて周りの人たちから言われますが、理解していただけたでしょうか・・・?もしわからなければもう一度丁寧にご説明いたします。

  • 法性亮太

    熊本局・アナウンサー

    法性亮太

    野球歴15年

ページトップに戻る