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ことば塾「はなむけ」佐藤アナ

使う場面を間違いやすいことばです!
  • 2023年05月17日

今回のテーマ「はなむけ」

「はなむけ」は、旅立ちや門出を祝うときに使われます。
ただ、使う場面を間違えやすいやすいようです。

次の文章、誤っています。
どこが本来の使い方と異なるか、分かりますか?

本来、「はなむけ」は、歓迎のときは使わないんです。

由来を見てみましょう

「はなむけ」を漢字でどう書くか、知っていますか?

はなやかなイメージから 「花向け」や「華向け」という字を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、 本来の意味は「鼻向け」です。

かつて日本では、旅立つ人の「送別会」をするときに、道中の無事を祈って、 その人の馬の「鼻」をこれから向かう目的地の方向へ「向け」てやる習慣がありました。 文字通り「鼻向け」です。

ここから、旅立ちや門出を祝福して、 金品や激励のことばを贈ること、またその贈るもの自体を指すようになりました。

一方で、NHKの調査では半数以上が歓迎のときに使っても違和感ないと答えていることから、これからことばの意味が変わる可能性もあります。
ただ、現状としては、「歓迎のときにつかうと失礼だ」と感じる人が一定数いますので、 気を付けて使う必要がありそうです。

「ははむけ」別の漢字で書かれることも

ちなみに、「はなむけ」は、漢字で「餞」と書くこともあります。これは、「餞別」の「餞」。 餞別は、別れの時に贈るもの。 セットで覚えておくと間違えにくいかもしれません。

言葉に関する疑問、質問などありましたら、NHKのHPやFAX(096-311-5376)でお寄せください。
 今回の動画はこちらからご覧いただけます↓

  • 佐藤茉那

    熊本放送局アナウンサー

    佐藤茉那

    出身地: 神奈川県
    趣味はショッピング、漫画を読むこと

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