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NHK熊本WEB特集 クマガジン

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  3. 桜に寄せる思い 高森町の5000本の桜並木

桜の名所と、桜に寄せる人々の思いを描くシリーズ。高森町では、復興の思いを込め、造園会社が植樹した5000本の桜並木が満開です。

阿蘇根子岳と桜の競演

阿蘇五岳のひとつ、「根子岳」のふもとの高森町上色見の道路沿いには、およそ5000本の桜並木が道路沿い1.5㎞あまりにわたって続く場所があります。撮影したのは4月上旬。晴れ渡った青空と、雄大な根子岳、それに薄いピンクの桜のコントラストが見事な景観を作り出していました。

根子岳を背景に咲くしだれ桜
小ぶりで可愛らしい花

復興の思い込め植樹

この地区は、11年前の九州北部豪雨で大きな被害を受けました。さらに7年前の熊本地震でも被災したことから、地元の造園会社が復興への思いを込め、防災用に整備された道路沿いに4年前から桜を植樹してきました。木が増えるにつれ、新たな桜の名所となりつつあります。

多くの人が記念撮影

新たな桜の名所に

桜並木には、あわせて15種類の桜が植えられています。薄ピンク色の「しだれ桜」や、純白の花が特徴の「ウミネコ桜」が満開を迎えていました。桜の下には多くの観光客が訪れ、雄大な根子岳を背景に春風に揺れる桜の様子を写真に収めたり、黄色い菜の花との鮮やかなコントラストを眺めながら、花見を楽しんだりしていました。熊本市から訪れた30代の女性は「阿蘇の大自然のなかで見られる根子岳と桜の絶景は、ほかにはなく『すごいな』と思いました」と話してくれました。

菜の花との競演も

これからも植樹続ける

植樹している「大阿蘇造園」の後藤英保さんに聞きました。「復旧、復興の恩返しのために植えたので、1人でも多くの人に喜んで頂けたら嬉しいです。たくさんの人に見てもらいたいです。」と話していました。後藤さんたちは、これからも桜を植え続けていくつもりです。
 

後藤英保さん

動画はこちら

 

  • 北条与絵

    阿蘇支局・記者

    北条与絵

    平成31年入局
    熊本初任地
    熊本市政担当後、阿蘇支局2年目。阿蘇の大自然を駆け回るのが大好き。

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