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熊本空港新ターミナルオープン2023年3月23日 熊本地震で被災②

  • 2023年03月23日

飲食店や土産物店など26店舗が並ぶ3階の搭乗待合エリア、以前のビルのおよそ10倍の700㎡の広さとなった免税エリア、全国的にも珍しいという滑走路側にせりだす「花道」部分が設けられた4階の展望デッキなど、熊本空港新ターミナルビルの魅力をご紹介します。

飲食店や土産物店など26店舗が並ぶ3階の搭乗待合エリア

熊本空港の新しいターミナルビルの魅力のひとつは、飛行機に乗る直前まで熊本の名物を楽しめる飲食店や土産物店など26店舗が並ぶ3階の搭乗待合エリアです。搭乗待合エリアは保安検査が終わり、熊本から国内外の各地に出発する飛行機を待つ人だけが利用でき、店舗面積は、以前のビルのおよそ50倍となっています。

(画像提供:熊本国際空港株式会社)

待合エリアは、あか牛料理の店や天草の魚を使ったすしや海鮮料理の店、熊本ラーメンの店など7店舗がならぶ「フードコートエリア」、地酒を楽しむことができるバーや阿蘇のチーズケーキを販売する店など店内で食べるコーナーも設けられた11店舗が並ぶ「デパ地下ゾーン」それに、阿蘇で作られた服を販売する店や雑貨を扱う店など8店舗が並ぶ「物販・サービス」の3つにわかれています。

羽田空港の免税店並みに充実?! 免税エリア

(画像提供:熊本国際空港株式会社)

また国際線の利用客は出国審査が終わったあと、以前のビルのおよそ10倍の700㎡の広さとなった免税エリアで化粧品や酒などを購入することができます。

メインの商品となる化粧品や香水は「ディオール」や「エルメス」など国内外のあわせて14のブランドを販売するということで、羽田空港の免税店並みに充実したブランドが揃うということです。

(画像提供:熊本国際空港株式会社)

免税店では酒やたばこも国内外の商品をそろえ、球磨焼酎など地元の酒についても充実させていくほか、くまモンのグッズや熊本のお菓子、ラーメンも取りそろえるということです。

滑走路側にせりだす「花道」展望デッキ

(画像提供:熊本国際空港株式会社)

4階の展望デッキには全国的にも珍しいという滑走路側にせりだす「花道」部分が設けられ、家族や友人の見送りや撮影スポットとしても使うことができます。

新ターミナルがオープンした2023年3月23日の様子
新ターミナルがオープンした2023年3月23日の様子

この展望デッキに通じる通路からは3階の搭乗待合エリアを眺めることができ、搭乗直前の家族や友人に手を振って見送ることもできます。

熊本空港の運営会社では飛行機に搭乗する人だけでなく搭乗しない人にも楽しんでもらえる空港を目指していきたいとしています。

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