小田切千アナ卒業! ~NHKのど自慢の裏側に密着~
- 2023年04月03日
小田切アナに学ぶ!ステージ司会
日曜のお昼に放送されている『NHKのど自慢』。
司会を10年間担当してきた小田切千アナウンサーは、3月で、卒業しました。
小田切アナが司会を務めた熊本での最後の『のど自慢』は、ことし2月12日(日)に玉名市民会館でおこなわれました。その際、私(佐藤茉那)も同行し、ステージ司会のいろはを学んできました!
一人ひとりと話す時間を大切に…
当日の朝7時頃。
小田切アナは参加者一人一人のところに話をしに行きます。
何気ない会話の中から、本番でどんなトークができるか、考えていきます。
参加者の皆さんからも、楽しそうな笑顔が見られました。
意外とぶつけ本番?
午前9時すぎ。小田切アナが本番さながら司会をつとめ、出場者の歌唱リハーサルをします。
出場するみなさんには、本番通りの動きをしていただきます。
まず歌のタイトルを言ってから…歌って…そのあと小田切アナとトークして…。
リハーサルは、会場にいるみなさんとスタッフで、親戚同士の集まりかのようなアットホームな雰囲気で行われます。
午後0時。まもなく本番。
私は、ステージ下手袖から見学しました。
カメラに映りこまないように気を付けながら、小田切アナの仕草や目線、タイムキープ術などを学びます。
そして午後1時、無事に放送は終了しました。
後から気づいたのですが、小田切アナは、本番、リハーサルとは違うトークをしていました…!
なぜか聞いてみると、事前に打ち合わせしすぎずに、できるだけ『ぶつけ本番!』にすることで、自然な生の会話や笑いが生まれるからだそう。ハプニングも生放送の面白さですね!
私の本番は、ここから…
実は、このあとの時間が私の『本番』でした。
のど自慢では、放送後、会場内のみなさん限定で『アトラクション』があります。
ゲスト歌手の方とトークするとともに、生歌を披露していただくものです。
今回は研修の一環で、その司会を私が担当することになりました。
ゲストは、演歌歌手の大月みやこさんと、熊本出身の島津亜矢さんです。
事前に楽屋でうかがった話などを元に、何を話すか整理します。
つたない司会でしたが、ゲストのお二人の優しさや会場のみなさんの温かさもあり、
合計30分ほどのアトラクションも無事終えました。
観客のみなさんを送り出して、玉名での『のど自慢』は、終了しました。
のど自慢に行ってみて…
『のど自慢』は、当日だけでなく予選会でも、たくさんの地元の方とお話しすることができます。本当に楽しい時間でした。
次回の熊本からの放送も、もうすぐです!4月16日(日)、宇土市民体育館からです。
ぜひご覧ください。
また、小田切アナだけでなく、鐘奏者を務めてくださった秋山気清さんも、3月で番組を卒業されました。2002年から21年間、ありがとうございました。
今年度からは、新たに、二宮直輝アナウンサーと廣瀬智美アナウンサーが司会を担当します。
これからもお楽しみに!