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答申第92号

平成23年6月8日
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第101号に対する意見

1. 再検討の求めに至る経緯
 

 ふれあいセンターの自動返信メールの内容が平成22年10月10日から変わったことに伴って、視聴者から、「① 件名記載がされなくなった事。② 問い合わせ番号が6桁から15桁に変わった事」について、「理由、目的等NHKが意図する事」が記載された文書の開示の求めがあった。
 NHKは、そのような文書を作成していないため、文書は存在しないとして不開示とした。
 これに対して、視聴者から「NHKのこの変更は全くわからない。説明責任がありますよ。」として、再検討の求めがあった。


2. NHKの見解の要旨
 

 NHKは、平成22年10月10日から、ふれあいセンターに新システムを導入した。新システムの構築を請け負った業者がシステムの構築に伴い自動返信メールの内容を変更したが、NHKは業者に件名を記載しないことや問い合わせ番号の桁数を増やすことは指示していない。
 したがって、文書不存在のため開示することはできない。


3. 審議委員会の判断
 

 再検討の求めに係る文書は存在しないと認められ、不開示としたNHKの取り扱いは妥当である。


4. 審議の経過
 
平成23年  2月22日 (第135回審議委員会)  第101号諮問、審議
   4月14日 (第136回審議委員会)  審議
   5月10日 (第137回審議委員会)  審議
   6月 8日 (第138回審議委員会)  審議、答申

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