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答申第356号

平成26年2月14日
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第365号に対する意見

1. 再検討の求めに至る経緯
 

 視聴者より、平成24年度第2四半期業務報告書に記載された24年7月世論調査と比較した24年1月実施の世論調査結果に関して、「①設問ごとの5段階評価を集計したもの(評価、評価者数) ②設問ごとの各年代別の評価、評価者数 ③調査手法(電話や留置方法、サンプル構成数(男女別、職業別、年代別等)」の開示の求めがあった。
 NHKは、開示の求めの文書のうち①は開示したが、②及び③はいずれも文書が存在しないため開示することができないとした。
 これに対して、視聴者から再検討の求めがあった。


2. NHKの見解の要旨
 

 再検討の求めの文書のうち、「調査手法」にかかる文書は当該視聴者にすでに提供した「層化二段無作為抽出法で抽出し訪問留置法で実施した旨の文書」であると解せられるため、これを開示することとする。「設問ごとの各年代別の評価、評価者数」は集計していないため文書が存在せず開示することができない。


3. 審議委員会の判断
 

 再検討の求めの文書のうち、「調査手法」にかかる文書は「層化二段無作為抽出法で抽出し訪問留置法で実施した旨の文書」を開示することとしたこと、「設問ごとの各年代別の評価、評価者数」にかかる文書は存在しないため不開示としたこと、いずれのNHKの取り扱いも妥当である。


4. 審議の経過
 
平成26年 1月30日 (第186回審議委員会) 第365号諮問、審議
  2月14日 (第187回審議委員会) 審議、答申

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