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答申第206号

平成25年2月26日
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第220号に対する意見

1. 再検討の求めに至る経緯
 

 視聴者より、「NHK会長が国会で発言をした『関連会社に仕事を出すという形で約一割程度の人件費、経費は減っている』との発言に関する疎明資料の情報公開を求めたところ、次の開示文書を受けました。その資料は、①昭和54年度〜24年度までの職員数のグラフと、その説明文として約6千人以上の純減の記載のあるものと、②給与(予算)の平成13年度から24年度のグラフとその説明文としてその間に174億円減少との記載があるだけです。この発言の趣旨は、当然のこととして現時点での価格比較を想定したものです。その発言の趣旨に沿った資料、営業経費分含めて開示を求めます。」との開示の求めがあった。
 NHKは、開示の求めの文書は存在せず、開示することができないとした。
 これに対して視聴者より、事実誤認と思われる、などとして再検討の求めがあった。


2. NHKの見解の要旨
 

 開示の求めの文書(既に開示した資料以外の「発言の趣旨に沿った資料」)は存在せず開示することができない。


3. 審議委員会の判断
 

 開示の求めの文書は存在しないと認められ、不開示としたNHKの取り扱いは妥当である。


4. 審議の経過
 
平成25年 2月26日 (第166回審議委員会) 第220号諮問、審議、答申

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