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答申第173号

平成24年12月26日
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第190号に対する意見

1. 再検討の求めに至る経緯
 

 視聴者より、①平成16年度〜24年度のテレビ、ラジオ・FM、衛星の報道、教育、教養、芸能(平成15年度までの科目区分)の各番組費に係る予算、実績、予算残額、②平成16年度に経理規程(予算科目表)の報道、教育、教養、芸能との科目区分を変更した理由を記載した内部文書の開示の求めがあった。
 NHKは、②については開示したが、①について、平成16年度の予算科目の変更実施以降は、報道、教育、教養、芸能の各番組費ごとの予算科目でのとりまとめは行っておらず、文書が存在しないため開示することができないとした。
 これに対して視聴者から、番組制作費がどのようなグループの番組に使用されているのかという情報は、経営管理上不可欠なデータであると確信しています、などとして再検討の求めがあった。


2. NHKの見解の要旨
 

 平成16年度の予算科目の変更実施により、平成15年度までと同一の科目区分による集計はしていないため、文書が存在せず開示することができない。


3. 審議委員会の判断
 

 再検討の求めの文書は存在しないと認められ、一部開示としたNHKの取り扱いは妥当である。


4. 審議の経過
 
平成24年 12月26日 (第162回審議委員会)  第190号諮問、審議、答申

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