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答申第139号

平成24年10月16日
NHK情報公開・個人情報保護審議委員会の諮問第151号に対する意見

1. 再検討の求めに至る経緯
 

 視聴者より、「週刊ステラの発行部数・収入高・二次使用料(平成22・23年度)」について開示の求めがあった。
 NHKは、NHKウィークリーステラ(以下、ステラ)の発行部数については開示したが、収入高と二次使用料については、ステラの編集・発行・販売等はNHKが広報活動の一環として財団法人NHKサービスセンター(以下、NSC)に業務を委託しているもので、それによってNHKが金銭的な収入を得ることがないこと、そして委託元のNHKが委託先から二次使用料を受け取ることはないことから、収入高、二次使用料を記載した文書は存在せず、開示することができないとした。
 これに対して視聴者より、「発行するのも・販売するのもNHKサービスセンター。発行部数は開示するが、収入(販売)高は開示しない。これってどう言う事。」などとして再検討の求めがあった。


2. NHKの見解の要旨
 

 ステラは、NHKがNSCに業務委託し、NSCがその責任で出版物として発行している。委託元のNHKは、ステラの収入高について報告を受けていない。また、二次使用料についても、委託元のNHKが受け取ることはない。
 したがって、開示の求めの文書は存在せず、開示することはできない。


3. 審議委員会の判断
 

 開示の求めの文書は存在しないと認められ、一部開示としたNHKの判断は妥当である。


4. 審議の経過
 
平成24年  9月25日 (第156回審議委員会)  第151号諮問、審議
10月16日 (第157回審議委員会)  審議、答申

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