【11月9日(日)放送】山の歌 秋 錦秋 輝いて 〜栃木県 那須連山〜

NHKオンデマンド
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シリーズ山の歌、今回は、栃木県北部にある那須連山を訪ねます。
秋、木々は色づき、那須連山は「錦のじゅうたん」のように鮮やかに彩られます。主峰の茶臼岳はロープウェイで9合目まで登れるとあって、紅葉を見ようと多くの登山者でにぎわいます。那須の山の魅力を伝える山岳ガイドの女性や、那須の紅葉を撮り続ける写真家。登山客の疲れを癒す江戸時代から続く宿の5代目。那須連山の紅葉と地元の山を愛する人たちに出会う旅です。

地図
アクセス

<電車>
JR東北新幹線「那須塩原駅」→路線バス「山麓駅行き」終点まで(約70分)

<車>
東北自動車道 那須IC→国道17号線→那須ロープウェイ山麓駅 もしくは峠の茶屋(約30分。東京からは約2時間30分)

再放送予定

11月10日(月) 午前11:05
11月15日(土) 午前5:15

旅の見どころ

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茶臼岳の西側のすそ野に広がるのが姥ヶ平。紅葉の名所で、真っ赤に染まったベニサラサドウダンなどのツツジ類やナナカマド。オレンジが映えるミネカエデやハウチワカエデ。黄色に輝くダケカンバ。そして、ハイマツの緑。茶臼岳を借景に、錦のじゅうたんのように広がる紅葉をめでるのが、紅葉シーズンの代表的な風景です。また、間近に紅葉を楽しめるのも人気です。那須の山を愛する山岳ガイドの女性と訪ねました。

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茶臼岳の北側にある標高1896メートルの朝日岳。岩場やガレ場が多く、くさりを使って岩肌を登っていく鋭峰です。山頂は360度の眺望が開け、ふもとの那須高原や日光連山、会津の磐梯山まで臨めます。また、北西側や南東側の斜面には、山肌一面に紅葉が広がります。朝日岳の山頂では、那須の山を25年間撮り続けている写真家に出会いました。

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ふもとからおよそ2時間のところにある三斗小屋温泉。平安時代に発見されたと言われ、明治時代には5軒、現在も2軒の温泉宿が営んでいます。江戸時代から続く温泉宿ではおよそ50年、宿を守り続ける5代目夫婦と出会いました。山奥の宿を訪れた人たちにゆっくりしてもらいたいと、床や柱だけでなく天井まで雑巾がけをしたり、かつお節を削っておひたしに添えるなど、自分たちができることを徹底してやり続け、登山者を迎えています。

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※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

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