【1月26日(日)放送】笑顔待つ朝 〜東京 銀座〜

NHKオンデマンド
写真

早朝の東京・銀座。
ビルの窓ふきが始まる中、歌舞伎座のある地下鉄・東銀座駅から、行商歴61年、84歳の女性が茨城から通ってきます。新鮮な野菜やお餅を買い求めるのは、顔なじみの人たちです。銀座に住み、幼い頃からつきあいがある人。銀座の会社で働く女性は、交流を心の支えにしています。また、配達用の自転車を届けに来る、理容店の女性。出店した父が母親のように慕っていました。銀座の一日の風景とともに、都会の温かさに触れる旅です。

地図
アクセス

<電車>
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅から徒歩3分
歌舞伎座前から築地方面に100メートルほどのビルの一角

<車>
首都高速[銀座出口]より昭和通り/都道316号線へ出て、新橋方面へ約4分


再放送予定

1月30日(木) 午前11:05
2月 1日(土) 午前 5:15

旅の見どころ

写真

オフィスや商業施設が集まる東京・銀座。実際に住んでいるのはおよそ3500人ですが、昼間は11万人にふくれあがります。にぎわいの中心となっているのが、銀座4丁目にある中央通りと晴海通りとの交差点。ランドマークの銀座の時計が、毎正時ごとに鐘の音を響かせます。また中央通りでは土・日・祝日に歩行者天国が実施され、多くの買い物客でにぎわいます。街のにぎわいは夜も変わらず、きらめきは一層増します。

写真

朝6時、銀座の街がひっそりと動き始めるころ、活躍するのが街を清掃する人たちです。銀座に立ち並ぶビルの壁面を見上げると、いたるところでガラスふきの仕事が始まっています。人気(ひとけ)の少ない早朝に磨きあげることで、サラリーマンなどに心地よく出勤してもらおうと心がけているとのことです。磨かれたビルの窓には白み始めた空がだんだんと映し出され、まさに銀座の朝の目覚めを感じさせる光景です。

写真

銀座4丁目、歌舞伎座の近くで売り場を開いている石山文子さん(84)。茨城県利根町から2時間かけてかごを背負いながら電車で通ってきます。行商歴は61年。とれたての野菜や、つきたての餅が評判です。客は一日およそ30人で、銀座に暮らす主婦や会社員など顔なじみばかり。いつも変わることのない石山さんの笑顔と、ユーモアたっぷりの会話で、売り場は常に活気にあふれています。

小さな旅 コブック
ダウンロードコブックの作り方

※掲載情報は、放送当時のものです。情報が変わっている場合がありますが、ご了承ください。

忘れられないわたしの旅「小さな旅」バックナンバー
携帯サイト