視聴者の皆さまからいただいた、旅の思い出をつづる手紙シリーズ「忘れられないわたしの旅」の総集編。
今年は、500通近いお手紙やメールをいただきました。大雪でバスが立ち往生、元旦に温かいもてなしを受けた鳥取・大山町の旅。介護が必要な母と訪ねた、奈良・談山神社の紅葉。15歳でブラジルに移住した方の、心に残る富士。結婚する親友との北海道・留萌線の女子2人旅など、心に刻まれた旅の物語をお伝えします。
九州・沖縄地域のみ
12月29日(日)午前8:50
再放送予定
1月3日(金) 午前4:00
「忘れ得ぬ山河」では、「忘れられないわたしの旅」でご紹介できなかった、旅の物語を描きます。 日本海に沿って、山陰地方を走る国道9号線。3年前の年末、ツアーバスは、岡山から中国山地を通り抜け、この道に入りました。しかしその後、一行は記録的な大雪に見舞われます。バスの車内、飲まず食わずで過ごした大みそかの夜。しかし、元旦に思わぬ救いの手が差し伸べられます。
ともに暮らす母と娘、紅葉の奈良の旅を描きます。介添えなしでは歩くことができない93歳の母。娘は、「旅の空気を思う存分味わって欲しい」と、去年の秋、1日だけドライブに出ます。目的地は、奈良、飛鳥に近い談山(たんざん)神社。境内では3000本のカエデなどが見事に色づき、その中に、「十三重塔(じゅうさんじゅうのとう)」がたたずんでいました。
朗読してくださった皆さん
『山陰 吹雪の中で』糸 博さん
『奈良 紅葉の風』坪井 章子さん
『榛名湖 母への贈りもの』池田 昌子さん
『紀州 面影の梅農園』前田 敏子さん
『留萌線 友の門出』金月 真美さん
『ふたりの黒部峡谷』湯浅 真由美さん
『信州 妻の祈り』阪 脩さん
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